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【安田記念】2階級制覇! ロードカナロア快勝!

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【安田記念】2階級制覇! ロードカナロア快勝!

 2日の東京11Rで行われた第63回安田記念(3歳上オープン、GI、芝1600メートル、18頭立て、1着賞金=1億円)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気ロードカナロア(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)が直線で差し切りGI4勝目を飾った。タイムは1分31秒5(良)。

 驚異の2階級制覇を成し遂げた。最強スプリンターが集う香港で世界を制したロードカナロアが、今度は距離の壁を打ち破って快勝。真の短距離王という称号を手にした。

 スタートでショウナンマイティがやや出遅れたが、予想通りシルポートが逃げる展開。ヴィルシーナカレンブラックヒルエーシントップなどが追走して、人気のロードカナロアは中団からレースを進める。

 直線に向くと先行馬は失速。大きく横に広がっての差し脚比べとなったが、坂を上がってからは、外を伸びた3頭の争いになる。内ロードカナロア、中ダノンシャーク、そして大外からはショウナンマイティが猛然と伸びてきたが、わずかにクビ差、ロードカナロアが3番人気ショウナンマイティをおさえてV。5連勝で、初のマイルGI制覇を成し遂げた。3/4馬身差の3着が12番人気のダノンシャーク。2番人気のグランプリボスは10着に敗れた。

 ロードカナロアは、父キングカメハメハ、母レディブラッサム、母の父Storm Catという血統。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産で、(株)ロードホースクラブの所有馬。通算成績は16戦11勝。重賞はGIII京阪杯(11年)、GIIIシルクロードS、GIスプリンターズS、GI香港スプリント(12年)、GIII阪急杯、GI高松宮記念(13年)に次いで7勝目。安田隆行調教師は安田記念初勝利。岩田康誠騎手は08年ウオッカに次いで2勝目。

 “公約”通りに世界の走りを見せつけた岩田騎手は「マイルももってくれてうれしく思います。(位置取りは)どこからでもいいという気持ちでいましたが、内外を見ながらいい位置で行けました。ちょっとかかるところはありましたが、終始楽に、落ち着いて追走できて、直線もはじけてくれました。今回はマイル戦だったので、ゴールまでを測って、逆算して追い出しました。直線で1頭になると遊ぶ面があるので、そこに気をつけて乗りました。ゴール前は(後ろの馬が)来る気配があったので、最後まで気を抜けませんでした。ここを勝って、秋に向けて幅が広がってよかったと思います」と会心の2階級制覇を振り返っていた。

安田記念の着順・払戻金はこちら

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このニュースへのコメント

TERAMAGAZINE|2013年6月3日 0:22 ナイス! (0)

やっぱり、アンカツ師匠はスゴイわ。

ロードカナロアはマイルでも絶対イケルって断言してたし、ショウナンマイティは東京マイルで1番キレるって言ってた。

ダークシャドウ。全然キレませんでした・il||li▄█▀█●il||li・

ツルマルボーイとイメージを重ねたのは間違いではなかったと思うけど、東スポで、爆笑問題の田中が同じコト言ってたし、競馬予想TVでは、松本ヒロシが本命ヽ(´Д`;)ノアゥ...。

それにしてもロードカナロアは強かった。
「父キングカメハメハ×母父storm cat」だから、血統では全然マイルOKなんだけど、陣営が、1200mに拘った使い方して来たから一抹の不安はあった。

ドバイに行かなかったのは、ロードカナロアの力を信じ切れず、カタく国内スプリントで稼ごうというコスイ意図が見えてたから。

現役最強馬オルフェーヴル。
宝塚記念を確実に勝って、凱旋門賞も勝たないと、年度代表馬をロードカナロアに持って行かれちゃうな。

カレンブラックヒルはダメだった。
前走のマイラーズC4着で復活か?と思わせたけど…。
やっぱり無謀な(ダートをナメた)フェブラリーS参戦で全てが狂っちゃったね。
繊細なサラブレッド。
エリート路線を歩んできた馬が大惨敗した傷は深い。
「ダート行けます!行きましょう」と(軽い気持ち?)で進言した秋山ジョッキーの罪は改めて重い。

サダムパテックも案外だった。
ダービー優勝でノってるユタカさんなら、2週連続G1優勝!もアリかと思ったけど、外枠過ぎたのが良くなかったのか…。

ナカヤマナイトは、次走は宝塚記念だろうけど、史上最高メンバーになるからキビシイ。G2とかG3を地道に拾って行くしか生きる道はないかも。

ヴィルシーナは、典型的な牝馬限定ホース。
ヴィクトリアマイルが、メイチの仕上げでオツリがなかったんだろうけど、牡馬と走ると能力を発揮出来ない牝馬なんじゃないかな。エリ女2連覇したアドマイヤグルーヴもそうだった。

フィフスペトルが事故死したから、繰り上がりで出走出来たダノンシャークが3着というのも感慨深い。
巡り合わせの妙なんだろうけど、運命の歯車はどう転ぶか分からない。

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