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【天皇賞・秋】ジョーダン大物食いだ!

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【天皇賞・秋】ジョーダン大物食いだ!

 先週の菊花賞オルフェーヴルが史上7頭目の3冠馬に輝いた興奮もさめやらぬ中、今週は東京競馬場で天皇賞・秋(30日、GI、芝2000メートル)が行われる。オルフェーヴルを送り出した池江泰寿厩舎=栗東=からは、トーセンジョーダントゥザグローリーの有力馬2頭がスタンバイ。2週連続GI制覇の期待がかかる。

出走予定馬

 3冠トレーナーが今週もGIジャックだ。菊花賞で管理馬のオルフェーヴルが史上7頭目の3冠馬となった池江泰寿調教師が、天皇賞・秋に2頭の有力馬を送り出す。

 「オルフェーヴルが3冠を獲って肩の荷が下りた? そんなことはありません。今週は天皇賞がありますし、気は休めない。僕は粛々と強い馬作りをしていくだけです」

 偉業を達成しても、トレーナーに浮かれた気持ちはみじんもない。競馬は毎週続いていくもの。日々の積み重ねが好結果となって表れることを重々承知しているからだ。

 天皇賞・秋はジャパンC有馬記念へと続く古馬中距離の王道路線の第1弾。池江師はトーセンジョーダントゥザグローリーの2頭で挑む。

 前走の札幌記念でハナ差の接戦を制したトーセンジョーダンは、東京競馬場で3戦2勝2着1回の好成績。昨秋にGIIのアルゼンチン共和国杯を勝った相性のいいコースだ。札幌記念から天皇賞・秋というのは当初の予定通り。このローテーションで過去、エアグルーヴ(97年)、ヘヴンリーロマンス(05年)が秋の盾を制している。前走から約2カ月間隔が開いたが、じっくり乗り込んでいる。

 「夏場に札幌記念を1度使っているので、仕上がりは早いですね。前走は厩舎に帰ってからレースまでの期間が短かったけど、福永祐一騎手の好騎乗と馬の底力で勝てたと思う。今回は距離が短いかもしれないし、高速決着も不安だけど、GI目指してやってきている馬ですから」

 3、4歳時は蹄が弱かったが、5歳になって本格化。ポテンシャルはGI級と早くから評価されていただけに、ジョーダンの完成された姿にトレーナーは頼もしさを感じている。

 今回はニコラ・ピンナ騎手(23)=イタリア=が、宝塚記念以来のコンビを組む。先週日曜の東京では池江厩舎の管理馬で2勝。いいムードで天皇賞・秋につなげた。

 女傑ブエナビスタを筆頭に、昨年のジャパンCローズキングダム宝塚記念アーネストリーなど、超一流馬が勢ぞろいした古馬最高峰の一戦。ライバルは強力だが、3冠馬を送り出した勢いが後押しする。この秋のGI戦線は池江泰寿厩舎一色に染まる可能性は高い。 (柴田章利)

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