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競馬の祭典・日本ダービーの追い切りが22日、栗東トレセンで行われた。前走の皐月賞を勝ち、史上8頭目の無敗の2冠制覇を狙うジャスティンミラノ(栗東・友道康夫厩舎、牡3歳)は坂路で単走。ダービー仕様のリラックスした走りを見せた。僚紙・競馬エイトの藤岡敬司トラックマンも動きに太鼓判。枠順は23日に発表される。
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初夏のまぶしい日差しに照らされた栗東の坂路で、ジャスティンミラノがシャープに伸びた。これぞ競馬の祭典を3勝している名門厩舎の〝ダービー仕上げ〟。友道調教師も納得の表情だ。
「息を整える程度で、無理なく伸ばしました。皐月賞のときはムキになって走るところがありましたが、ゆっくり走れるようになりましたね」
単走で、序盤はゆったりとしたリズムで折り合って運ぶ。程よい前進気勢で自ら加速ラップを刻み、ラスト1ハロンはダイナミックなフォームで12秒1をマークした。
全体が4ハロン54秒2と目立つ時計ではなかったために調教評価は『A』どまりだが、1週前に栗東CWコースで負荷をかけて、当週が坂路で軽めなのはいつものパターン。今回も1週前に併せ馬で追われ、負荷は十分だ。何より馬が成長して、皐月賞時より落ち着いて走れるようになったのは大きい。前走より距離が400メートル延長されることを思えば、なおさらだ。
1冠目の皐月賞は「跳びが大きいので、コーナー4つの小回りコースはどうか」という指揮官の危惧を吹き飛ばす圧倒的なパフォーマンス。1000メートル通過57秒5という超ハイペースを好位4番手で追走すると、直線でも加速してコスモキュランダとの追い比べを制した。勝ちタイム1分57秒1は従来の記録を0秒7更新するコースレコード。「思っていた以上に強い競馬でした」と振り返る。
舞台は広々とした東京に替わる。新馬戦、共同通信杯を制している実績あるコースだ。「折り合いがつくので、東京の2400メートルは一番いいと思います」と力を込める。
現役最多のダービー3勝を誇る友道厩舎。過去に勝ったマカヒキ、ワグネリアン、ドウデュースと共通する点を「オンとオフの切り替えがはっきりしているところ」という。一方、「自分からポジションを取って競馬を作れるところが3頭より優れている」。どちらかといえば末脚自慢で、自ら競馬を作るタイプではなかった先輩たちと比べ、ミラノは前に行ってレースをリードできる。展開に左右されない点は強みで、3頭以上に手応えを感じているようだ。
「親子3代でダービーを制した例がないので、何とか成し遂げたい」と師は意気込む。祖父ディープインパクト、父キズナに続く親子3代制覇となれば、ダービーでは史上初。万全の態勢を整えたジャスティンミラノが、4連勝で頂点に立つ。(増本隆一朗)
★戸崎騎手TALK「康太と一緒に戦っている」
(美浦トレセンで共同会見に出席)
──皐月賞を振り返って
「ひと言で〝強かったな〟と。いろいろクリアしなければいけない部分を難なくクリアしてくれましたし、能力の高さを示してくれました」
──東京芝2400メートルに舞台が替わる
「もともと東京の方が(この馬は)走りやすいと思っていたし、距離も乗った感じで全く心配ないと思っています」
──4月に落馬事故で亡くなった藤岡康太さんが携わってきた馬
「(康太さんの存在は)すごく心強くなっています。一人ではなく、康太と一緒に戦っているという思いが強いです」
──戸崎騎手は自身10回目の日本ダービー挑戦。今の心境は
「一番、勝ちたいレースなので、このようなチャンスは逃したくないという気持ちです」
★親子3代制覇なら史上初
日本ダービーで親子2代制覇は過去に15頭が達成しているが、3代制覇はまだない。今回、キズナ産駒、ドゥラメンテ産駒、レイデオロ産駒が計8頭出走していて、勝てば初の3代制覇となる。他の〝同一〟GⅠでは天皇賞でメジロアサマ(1970年・秋)→メジロティターン(82年・秋)→メジロマックイーン(91、92年・春)が3代制覇を達成している。
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