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【阪神大賞典】ジャスティンパレスが重賞2勝目、天皇賞・春へ好発進 ルメール騎手「メンタルが落ち着きました」

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【阪神大賞典】ジャスティンパレスが重賞2勝目、天皇賞・春へ好発進 ルメール騎手「メンタルが落ち着きました」

C・ルメール(43)=栗・フリー=騎乗で2番人気のジャスティンパレスが、好位から差し切って、天皇賞・春(4月30日、京都、GⅠ、芝3200メートル)の優先出走権を獲得。成長の著しい4歳馬が、神戸新聞杯に次ぐ重賞2勝目を飾り、GⅠの主役候補に名乗りを上げた。1番人気のボルドグフーシュは2着。




春の陽気に包まれた仁川のターフで、ジャスティンパレスが成長のほどを見せつけた。約1年4カ月ぶりにコンビを組んだルメール騎手の笑顔が全てを物語っている。

「メンタルが落ち着きました。スローでも乗りやすかったね。3000メートルでも自信を持って乗ることができましたよ」

3歳春まで見られたゲート難が完全に解消。好発を決めインの4番手をリズム良く運んだ。4コーナーで1番人気のボルドグフーシュが先に進出する展開。直線で前が壁になりかけても我慢し、満を持しての追い出しにジョッキーは「スペースがあいたらいい反応をしてくれた。長く脚を使って、よく伸びてくれました」と回顧する。メンバー中最速の上がり(3ハロン34秒2)を駆使して、神戸新聞杯に次ぐ重賞2勝目を挙げた。

有馬記念以来になった4歳初戦の馬体重は、前走比プラス16キロの472キロ。杉山晴調教師は「馬体が増えたおかげで長めから調教を4本行うことができました」と肉体面の成長を語り、天皇賞・春に向けては「無事に行けたら…。今回の内容なら距離が1ハロン延びても大丈夫そうです」と結んだ。

心身ともに充実期を迎えたジャスティンパレス。新装された京都競馬場における初めてのGⅠウイナーを目指して、鍛錬の日々が続く。(丸橋正宣)




ジャスティンパレス 父ディープインパクト、母パレスルーマー、母の父ロイヤルアンセム。青鹿毛の牡4歳。栗東・杉山晴紀厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は三木正浩氏。戦績9戦4勝。獲得賞金2億1109万6000円。重賞は2022年GⅡ神戸新聞杯に次いで2勝目。阪神大賞典杉山晴紀調教師が初勝利。クリストフ・ルメール騎手は17年サトノダイヤモンドに次いで2勝目。馬名は「冠名+母名の一部」。

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