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11日に阪神競馬場で行われる牝馬クラシック第1弾・桜花賞に、チューリップ賞を同着で制したメイケイエール(栗)が参戦する。管理する武英智調教師(40)は、開業4年目でクラシック初参戦。前哨戦を振り返るとともに、セールスポイント、相手関係、厩舎初のGI制覇への意気込みなどを語った。(取材・構成=宇恵英志)
--チューリップ賞を勝って挑む大一番。厩舎にとっても開業4年目でGI初制覇が懸かる
「競りで自分で選ばせてもらった馬。こういう馬にはなかなか巡り合えません。GIを取れるものなら、取れるときに取っておきたい。毎回、レースでこの馬には驚かされますし、今回もチャンスのあるところにいる馬だと思っています」
--前走は同着V
「勝つには勝てましたが、他馬に迷惑をかけてしまう形でした。引っ掛かりながら勝ったのは能力の証しですが、本当に申し訳なく思っています。『引っ掛かって勝つのだからすごい』という言葉を周囲からいただきましたが、『スムーズなレースで勝ってすごい』という言葉をいただきたいですね」
--長所は
「一番は体幹の強さです。抜けていますよ、この馬は。背中が良く、動きにブレがありません。心肺機能の強さも強調できます。乗っている人には2000メートルくらいがいいかなと感じるくらい。気性は父ミッキーアイル譲りで、走り方は母の父ハービンジャーに似ていますね。根性、負けん気といった部分も、この馬の良さです」
--中間の調整は?
「GIですし、調教の強度、負荷を強くしている部分はあります。(気配も)前回よりいいですね。カイバ食いも安定していますし、活気があります。トモ(後肢)に丸みが出ています」
--折り合い面は?
「前回までは折り合いのことを考えて(制御力の強い)クロス鼻革をつけましたが、中間は外しています。着用することで、逆に頭を上げてしまうのではないかとの考えから。我慢して走れるようにしており、頭を上げず、下げて走るように意識して調整しています」
--ライバルは?
「“どの馬”というのはなく、この馬の場合は自分自身がライバル。スムーズに力を出せるかが重要ですから。競走条件は心配していません。横山典騎手がどう乗ってくれるのかも楽しみ。スマートに、スムーズなレースをしてほしいです」
○…メイケイエールは6日、栗東トレセンのEコースで軽めの調整。7日の最終追い切りに向けて、スムーズにメニューを消化した。吉田助手は「土曜日(3日)に調教時計を出しましたが、その後も変わらずにきていますよ。順調です。前回と比べて(馬体の)張り、毛づやは良くなっています。このままレースまで行ってくれれば」と話した。
●チューリップ賞VTR 1番人気に支持されたメイケイエールだったが、序盤から頭を上げて行きたがり、落ち着いて走れたのは3コーナーで先頭に立ってから。直線でエリザベスタワーに一旦かわされながら、盛り返して同着Vに持ち込んだものの、折り合い面に不安を残す内容だった。
※チューリップ賞の結果と武豊騎手のコメント(競馬予想ツール「Deep」より)
■武 英智(たけ・ひでのり) 1980(昭和55)年12月31日生まれ、40歳。滋賀県出身。99年3月に栗東・領家政蔵厩舎から騎手デビューし、2012年9月の引退までにJRA通算1887戦66勝。以後は調教助手となり、17年に調教師免許を取得。18年3月に開業した。6日現在、JRA通算828戦53勝。重賞は20年のGIII小倉2歳S、GIIIファンタジーS、21年のGIIチューリップ賞(全てメイケイエール)の3勝。父の永祥は元騎手、祖父の平三、伯父の宏平は元調教師。武豊騎手、幸四郎調教師ははとこ。
★桜花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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