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11月24日の京都11Rで行われた第5回京都2歳ステークス(2歳オープン、GIII、芝・内2000メートル、馬齢、9頭立て、1着賞金=3300万円)は、ジョアン・モレイラ騎手騎乗の1番人気クラージュゲリエ(牡、栗東・池江泰寿厩舎)が9月の札幌2歳S(3着)以来の実戦で、初重賞勝ちを決めた。タイムは2分1秒5(良)。
後方から2頭目を追走したクラージュゲリエは4コーナー手前でグイグイ進出。直線入り口では馬と馬の間を文字通りこじ開けて先頭に立つと、外から迫るブレイキングドーンを振り切った。2着ブレイキングドーン(4番人気)との着差は半馬身差。さらに3馬身半差遅れた3着に外から追い込んだワールドプレミア(2番人気)。
京都2歳ステークスを勝ったクラージュゲリエは、父キングカメハメハ、母ジュモー、母の父タニノギムレットという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は3戦2勝。重賞初制覇。京都2歳Sは、池江泰寿調教師、ジョアン・モレイラ騎手ともに初優勝。池江泰寿調教師はオープン特別時代の2013年京都2歳Sをトーセンスターダムで優勝している。
◆ジョアン・モレイラ騎手(1着 クラージュゲリエ)「とてもいい馬です。いいスタートが切れて、満足のいくポジションが取れました。直線に向いて、スペースがあいたときの馬の反応も非常に良かった。今日は馬のフィーリングがとてもよかった。これからもっと良くなっていくと思うが、今のフィーリングならクラシックも意識できる馬だと思う」
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