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「聖戦士星矢」(セイント・セイヤ)は1985年、少年ジャンプで連載が始まった漫画だ。女神アテナに仕え、この世の悪と戦う戦士の物語で、戦士たちは天空に輝く88の星座を模した「聖衣(クロス)」と呼ばれる鎧をまとい敵と戦う。
聖衣にはランクがあり、主人公の星矢とその仲間が身につけた聖衣は3段階ある中で最も低い「青銅衣」(ブロンズ)。話が進むに連れ、本来仲間であり自分達よりも格上の「白銀聖戦士」(シルバー・セイント)と戦わざるを得なくなり、さらにはその上の最強ランク「黄金聖戦士」(ゴールド・セイント)と戦う。
サラっとシレっと流れを書いたが、この漫画が流行った頃自分は高校生で、少年漫画から遠ざかっていったため、当時リアルタイムで把握していたのはストーリーの序盤だけで、星矢たちがシルバークロスやゴールドクロスとどう戦い、打ち負かしたかについては大人になって聖闘士星矢のパチンコを打ち、その演出で詳細を知った(笑)。
聖闘士星矢が日本をはじめ、ヨーロッパの若者にも人気を博した要因は数限りなく挙げられるが、その一つに主人公の星矢たちが「格上の存在」に挑み、勝てるはずのない数多の勝負を制したことがあるだろう。「うさぎとカメ」然り、「さるかに合戦」然り、圧政に苦しむ農民の国・日本でウケた民話、逸話の多くは「弱者」が「強者」に立ち向かい、見事勝利を収める展開が多い(笑)。
さて、聖闘士星矢は日本版ジャイアント・キリングだが、ジャイアント・キリングといえば競馬だ。特に今週日曜、東京競馬場で行われる日本ダービーはホースメンの夢の頂点であり、数々のジャイアント・キリングの舞台ともなった。いつになく“強引でなく”つなぎが決まったところで(笑)、今週の金言を紹介しよう。
曰く「翼を得たロバは堕ちぬ」。
圧倒的な強さを誇った馬がただ一度の敗戦を機に「翼をもがれたペガサス」のように転落し、そのまま引退するケースがあるのと同様、駄馬と思われた三流血統の馬が、一度の好走を機にスターダムをのし上がるケースもある。オグリキャップがなぜ強かったか説明できる競馬血統評論家はこの世に存在しない。
コスモキュランダは翼を得たロバ。マイネル軍団では募集選考から漏れた馬に「コスモ」の名がつく。つまりコスモの冠を持つ馬は雑草で、聖闘士星矢でいうところのブロンズ・クロス的存在。同馬はデビュー戦を12頭立ての12着と惨敗し、弥生賞を6番人気で勝ち、前走皐月賞も7番人気を覆して2着に食い込んだ。父アルアインという地味な血統から考えても、ダービー1番人気になることは到底考えられず、ファンの多くはその強さに薄々気づきつつ、馬券は大して買われないことが約束された存在だ(笑)。
聖闘士星矢では、戦士の体内エネルギーを小宇宙「コスモ」と呼んだ。ダービー当日はTVの前で皆で叫ぼう。合言葉はもちろん、星矢の名台詞だ。
「俺の少宇宙(コスモ)よ! 奇跡を起こせ!」(笑)
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