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【セントウルS】ダイアナヘイロー復活Vに一票

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【セントウルS】ダイアナヘイロー復活Vに一票

 重斤の“足かせ”から解放された快速牝馬が、輝きを取り戻す。ダイアナヘイローの復活Vに一票だ。

 サマースプリントシリーズ制覇を目標に掲げた今季は、函館スプリントS9着→北九州記念7着。直線で前が詰まって何もできなかった2走前はともかく、流れ込むだけに終わった前走はさすがにいただけない。

 ただ、見限ってしまうのは早計だ。今回は別定GIIのため、54キロで出走できるのがミソ。54キロ以下だった場合は昨年の北九州記念、今年の阪急杯と重賞2勝を含む【5・3・1・4】で、掲示板を外したのは1回だけという安定ぶりだ。「斤量が1・5キロ減るのは好材料」と、大根田調教師も諸手をあげて歓迎する。

 6日の追い切りはシェイプアップも兼ね、CWコースで長めから。前を行く他厩舎の3頭併せを見て行きたがり、6F76秒0、ラスト1F13秒6とチグハグになったが、トレーナーは極めて前向きだ。

 「(転厩前の)若いころも、折り合いを欠くようなところがあったようだから。スイッチが入って、闘争心が出てきたととらえたい。展開やいろんなものが味方すれば勝つだけの力はある」と巻き返しを誓う。

 武豊騎手は先週、ファンタジストでの小倉2歳S制覇など【5・4・0・9】連対率5割と大暴れ。先週の段階で史上初のJRA通算4000勝の大記録まであと5と迫った。

 「(ダイアナの)調子は安定していて、いいんだ。(5戦3勝の)阪神は合うし、巻き返したい」とここ2戦のうっぷんを晴らす構え。不滅の金字塔へと突き進む天才に導かれ、重賞3勝目をゲットする。

 “究極の3連単”はダイアナを1着に固定。芝1200メートル以下では馬券圏を外したことのないラブカンプーを2、3着に据えた12点買いでサマーシリーズを締めくくる。(夕刊フジ)



産経賞セントウルSの枠順はこちら 調教タイムも掲載

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