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【セントウルS】成長3歳ゲンキ、重賞2勝目へ

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【セントウルS】成長3歳ゲンキ、重賞2勝目へ

 いよいよ秋競馬開幕。阪神の日曜メインはサマースプリントシリーズ最終戦・産経賞セントウルステークス。注目は、3歳馬アサクサゲンキだ。3走前の葵Sで、出遅れをきっかけに先行から差しに脚質転換。夏の重賞で年長馬相手に差のない競馬を続けており、戦法も板に付いていた。GIに向けて、2つ目の重賞タイトルを奪い取る。

 実りの秋へ、大きな一歩を記したい。伸び盛りの3歳牡馬アサクサゲンキが、スプリント重賞2勝目に向けて参戦。全休日が明けた4日、担当の橋本真助手が順調な仕上がりを口にした。

 「(前走の前に)10日間ほど(リフレッシュ放牧へ)出したので、疲れのないように調整しています。使ったことで上向いていますよ」

 勝てないレースが続いているが、末脚は確かだ。初の年長馬相手となった2走前のCBC賞で、上がり3ハロン32秒9の鬼脚で4着。前走の北九州記念でも、スムーズなレースができず6着に終わったものの、上がり33秒台をマークした。「最後はじわじわときている」と音無調教師も評した切れ味には、ある転機があった。

 昨夏の小倉2歳Sを好位から抜け出して重賞初Vを飾るなど、もともとの武器はスピードを生かした先行策。だが、3走前の葵Sでまさかの出遅れ。後方待機策を強いられたが、じっくり脚をためたことで、直線で猛烈に伸びて1馬身半差の5着。上がり3ハロンはメンバー最速の33秒1と、思わぬ形で新味を見せた。

 「今までは相手関係とかもあって先行していたけど、出していくと(末脚が)甘くなる。出たなりでじっくりと脚をためる方がいい」と橋本真助手は“けがの功名”を口にした。

 前走をひと叩きして元気いっぱい。「葵Sの時は(体の)線も細かったけど、幅が出てきたかな。精神的に落ち着きも出てきた。道悪もこなせるし、いい競馬をして賞金加算してほしいですね」。橋本真助手が願いを込めた。

 年長馬を“3度目の正直”で蹴散らし、大舞台へとステップアップしていく。 (長田良三)



★セントウルSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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DBオーナー|2018年9月5日 6:30 ナイス! (1)

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