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関東馬エアシェイディが、今週の天皇賞・春でJRA史上初の9歳馬のGI制覇にチャレンジする。“エッ、9歳って、じいさんじゃないの?”と思ったアナタ。人間なら40歳ぐらいで、まだ働き盛り。ましてシェイディは無理使いをせず、元気いっぱい。休み明けを1度使われ、気配もグンとアップしている。南関東のリーディングジョッキー、戸崎圭太騎手とのコンビで、さあ、盾獲りの快挙に進めぇ!
GI馬がマイネルキッツ1頭の混戦模様なら、出番があってもいい! キッツと同じ関東馬エアシェイディが、9歳馬初のGI制覇を目論む。
競走馬の旬な時期を聞かれれば、4~6歳と答えるのが一般的だろう。9歳馬ならピークを過ぎていると見られても仕方ない。しかし、シェイディは6歳、7歳、8歳と年を重ねるごとにパワーアップ。昨年は6戦して掲示板を外れたのは天皇賞・秋の8着だけ。有馬記念は08年がダイワスカーレットの3着、09年はドリームジャーニー、ブエナビスタの3着。陣営が期待するのも当然だ。
今季初戦となった前走の日経賞はマイネルキッツの2着と健在をアピールした。「順調。先週も長め(北C6ハロン81秒9)をやっているし、9歳だけど元気一杯だ」と伊藤正徳(まさのり)調教師はデキの良さに目を細める。
シェイディは父がサンデーサイレンス、母が98年の牝馬3冠で桜花賞(3)、オークス(2)、秋華賞(3)着のエアデジャヴーという血統馬。高齢になっても活躍している理由の1つが、無理使いをしなかったことだ。2歳暮れのホープフルSを快勝後に骨折が判明し、3歳春のクラシックは全休。復帰後は、馬の状態を見ながら大事に使ってきた。陣営の努力に応え、7歳を迎えた08年のAJCCで重賞初制覇を達成した。伊藤正厩舎の隣は、アパパネで今年の桜花賞を優勝した国枝栄厩舎。お互いに意識する間柄で、それが相乗効果となってプラスに作用している面も見逃せない。
全休明けの火曜は北Cコースをキャンターを1周。疲れはしっかり抜けてフレッシュな状態だ。「前走は(初騎乗の)戸崎君に乗ってもらって、馬が走ったと言うよりも走らされた感じだった。若い時みたいに、すぐに体は戻らないが、それをケアしてカバーするのが我々の役目。9歳でもGIを勝てるだけの能力はあるよ」と盾獲りへの意欲を見せる。
天皇賞は昨秋、カンパニーが8歳で制し、JRA史上最高齢でのGI勝ちを達成した。シェイディが勝てば記録更新だ。トレーナーは3200メートルの距離を心配していない。長くいい末脚を使うタイプだけに、直線が平坦の京都外回りコースはぴったりだ。9回目のGI挑戦で大願成就を狙うエアシェイディが、盤石の態勢で偉業達成に挑む。(片岡良典)
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昨年、カンパニー(牡)が8歳で天皇賞(秋)、マイルCSを勝ったのがJRAでの高齢馬GI制覇記録。9歳馬では、08年GIフェブラリーSでリミットレスビッド(牡)が5着と掲示板に載った例がある。障害では07年のJ・GI中山GJを豪州のカラジ(せ)が12歳で制覇。外国のGIでは、英国のヤヴァナズペース(せ)が10歳時の02年にクレディスイスプライヴェートバンキングポカル(独=現ラインラントポカル、芝2400メートル)を制覇。同じく英国のアルカザール(せ)が05年のロワイヤルオーク賞(仏、芝3100メートル)を10歳で優勝している。
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