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中央競馬の秋のGI第1弾となるスプリンターズS(10月1日、中山、芝1200メートル)の追い切りが27日に行われ、昨年の覇者レッドファルクス(美浦・尾関知人厩舎、牡6歳)が美浦トレセンで抜群の動きを見せた。ウッドチップコースで上がり重点の併せ馬で、貫禄の3馬身先着。サンケイスポーツ調教評価でも最高ランクの『S』。4カ月ぶりの実戦となるが、力を発揮できる状態に仕上がり、連覇に視界良好だ。
並びかけるときの手応え、追われてからの反応、ゴール前の加速。昨年の覇者レッドファルクスが、もたつき気味だった1週前追い切りから、あらゆる面で大幅上昇だ。Wコースの併せ馬で貫禄の3馬身先着を果たし、史上3頭目となる連覇を視界にとらえた。
「先週しっかりやったことでずいぶん素軽くなった。気持ち余裕のある体も、このひと追いでいい感じになるでしょう。480キロを切るくらいで出走できると思います」
大一番を前に尾関調教師の表情は穏やか。昨年も3カ月ぶりで勝ったように休み明けに実績があり、4カ月ぶりの今回も状態面に不安がない証拠だろう。
マイティーゴールド(500万下)を4馬身前に見る形で勢いよく飛び出した。外ラチ沿いを進む僚馬に楽な手応えで内から並びかけ、直線の攻防では相手に抵抗を許さず、格の違いを見せつけた。Wコース4ハロン51秒0-37秒8-12秒5の時計も優秀だ。
前走から400メートルの距離短縮でも流れに戸惑わないよう、いつもは5~6ハロン追いのところを4ハロンの調教でひと味加えた。もちろん、久々でも「距離を乗って心肺機能を高める必要もない」仕上がりにあるからこそできる調整だ。
今春は高松宮記念3着、京王杯スプリングカップ1着、安田記念3着と堅実な成績を残した。なかでも前走の安田記念に、尾関師は「(実績のない)マイルだけじゃなく、連戦後の中2週という心配もあったけど、しっかり回復して臨めたし、強いメンバー、速い時計にも対応。改めて強いと思った」と収穫を口にする。連戦に耐えうる体力がついたのは、この1年での成長だ。
「前年覇者という形でGIに臨むのは厩舎でも初めて。悔いのない状態で向かいたい」
スプリンターズSを連覇したのは、1993、94年のサクラバクシンオーと2012、13年のロードカナロアのみ。6歳を迎えても進化を続けるレッドファルクスなら、競馬史に燦然(さんぜん)と輝くスプリント王者に肩を並べることも可能なはずだ。秋のGI開幕を告げる電撃戦を制し、短距離界の絶対王者となる。(板津雄志)
★板津の見解
1年前の上位馬、人気馬がほぼ参戦。さらに春の高松宮記念覇者セイウンコウセイ、産経賞セントウルSを勝ったファインニードル、4連勝中のダイアナヘイロー、中山芝3戦3勝のメラグラーナなど新顔も加わり、例年以上の激戦ムードだ。
それでも昨年の優勝馬レッドファルクスがV最有力だ。国内の芝1200メートル戦で【3・0・1・0】の安定感。得意なカテゴリーを飛び出し挑戦した安田記念も僅差の3着と、1年間でさらに力をつけた。動きも手応え劣勢だった先週からガラリ一変し、サンケイスポーツ採点で最高評価の『S』。きっちり態勢が整ったとみていい。
ただ、ひとつ気になるのが中山芝の傾向。先週は逃げ馬の活躍が目立っただけに、差し・追い込み型のレッドにプラスとはいえない。魅力的な先行馬が内枠に入ったときは一考したい。
★スプリンターズSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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