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今年2月いっぱいで定年引退した白井寿昭元調教師(70)が、3月23日発売号の僚紙・週刊ギャロップでの連載開始を前に、プレ企画としてサンケイスポーツに特別寄稿する第2弾(最終回)。ダービー馬スペシャルウィークを育てるなどGI12勝を挙げた名トレーナーは、血統理論からスプリングSでリアルスティールに注目した。
フジテレビ賞スプリングSは、ディープインパクト産駒の2頭が人気を集めるでしょうね。
リアルスティールは、日本ダービー馬キズナや桜花賞馬アユサンなどが成功している父ディープインパクト×母の父ストームキャットの配合。ただ、同じパターンでも、この馬の曾祖母は名牝ミエスクです。現役時代にブリーダーズカップマイルを連覇し、母としてはキングマンボなどの活躍馬を出しました。そこにミスタープロスペクターを重ねた母系は、文句なしの良血といえます。
もう1頭のディープ産駒、2歳王者のダノンプラチナも素晴らしい血統です。母の父がアンブライドルズソングで、スピードと一瞬の切れ味を強調した配合。サンデーサイレンス(SS)系種牡馬×ミスプロ系牝馬の成功パターンで、潜在能力は相当に高いはずです。
ただ、ディープ産駒は長い直線で瞬発力を生かすようなレースでこそ、真価を発揮します。コーナーごとに息を入れて運ぶ小回りの中山はベストの舞台とはいえません。そこをクリアできるかどうかが鍵を握ります。
その点、ハービンジャー産駒のベルーフは前走の京成杯を勝ち、中山コースで実績を残しています。この馬の血統を見ると「走るべくして走っているなぁ」という印象を受けます。
母系は、サッカーボーイ(マイルCSなどGI2勝)やステイゴールド(香港ヴァーズV)などの活躍馬を輩出。父ハービンジャーは英GI“キングジョージ”(芝12ハロン)の優勝馬で曾祖父ダンジグから豊かなスピードを受け継いでいます。
ベルーフがトリッキーな中山コースを克服できるのは、父の豊かなスピードに母の父SSのしなやかさが加わったためでしょう。
新潟2歳Sの勝ち馬ミュゼスルタンは、祖母がマルカコマチ。いい血統だと思いますが、休み明けの馬は血統よりもやはり仕上がりが鍵です。
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