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【藤沢三毅 当たり屋のおもてなし】馬場&展開不問のリヴェール

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【藤沢三毅 当たり屋のおもてなし】馬場&展開不問のリヴェール

 2006年に舞台が外回りに変わると、4年連続で勝ち馬が翌年に芝2400メートルのGIを制覇するなど、かつては荒れるGIとして知られた阪神ジュベナイルフィリーズは、クラシックに直結するレースに様変わりした。06年以降の勝ち馬全7頭が芝1500メートル以上でデビューしており、そのうち5頭には、阪神JF以前に芝1800メートルのレースで牡馬と対戦した経験があった。陣営が早い時期からクラシック、特にオークスを意識しているようなタイプが狙い目だ。

 本命は(8)レッドリヴェール阪神JFと同じ阪神マイルで行われた新馬戦はレースの上がり3ハロンが33秒5の決め手勝負を制してデビュー勝ち。そこで0秒8の差をつけたピークトラム(3着)は、のちに新潟2歳Sハープスターから0秒5差の3着、デイリー杯2歳Sでもホウライアキコの0秒5差3着と好走。同じ重賞ウイナーというだけでなく、ピークトラムを物差しにして考えれば、今回人気を集めている2頭と能力にそん色はない。

 3カ月ぶりだった前走の札幌2歳Sは一転してドロドロの不良馬場で、レースの上がりが42秒0もかかるタフな競馬となったが、2歳牝馬とは思えぬ根性を見せて他馬を圧倒した。新馬戦と札幌2歳Sの上がりタイムの差は実に8秒5。質が全く異なる2レースを連勝したというのは、馬場状態や展開に左右されずにどんな条件でも力を発揮できることの証明に他ならない。いつどんな弱点やもろさを露呈するかわからない2歳馬同士のレースにおいてこれは非常に心強い。

 さらに出走メンバー18頭中唯一、阪神外回りでV実績があるのも大きなアドバンテージで、すでに休み明けで結果を出しているだけに、3カ月ぶりでも不安はない。

 馬単(8)⇔(10)(18)(1)、(8)→(6)(7)(13)。

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