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【阪神JF】最新ナマ情報

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◆松田博師「いい枠」〔10〕ハープスター

 ケタ違いの末脚で新馬-新潟2歳Sを連勝したハープスターは、ほぼ真ん中の〔5〕枠(10)番に決まった。松田博調教師は「そうか、(10)番か。うん、ちょうどいいんじゃないかな。(ゲート後入れの)偶数枠で真ん中ぐらいがいいと思っていたからな」と満足げに笑みを浮かべた。ハープスターは6日、CWコースでしまい1ハロン14秒0をマーク。デビュー戦と同じゼッケンで女王の座を目指す。

◆後入れ偶数絶好枠〔8〕レッドリヴェール

 2戦2勝で札幌2歳S以来の3カ月ぶりになるレッドリヴェールは、〔4〕枠(8)番の好枠をゲット。「末広がりの(8)番。縁起がいいですね」と北村助手は満面に笑みを浮かべる。「ゲート内で待たされるとチャカチャカする面があるので、偶数が欲しかったし絶好枠。あとは道中で脚をためて直線でどれだけ弾けてくれるかでしょう」と目を輝かせた。

◆脚さばきに躍動感〔13〕マーブルカテドラル

 アルテミスSを勝ったマーブルカテドラルは、〔7〕枠(13)番に決まった。上原調教師は、「内でゴチャつくよりは、良いんじゃないかな。落ち着いているし、最近はスイッチの切り替えも上手になっているからね」と、愛馬に全幅の信頼を寄せる。美浦での最終調整は坂路4ハロン66秒9。430キロ前後の馬体をふたまわりほども大きく見せ、躍動感満点のフットワークだった。

◆最内からいざ頂点〔1〕レーヴデトワール

 僚馬ハープスター同様に破壊力ある末脚を持つレーヴデトワールは、最内枠の〔1〕枠(1)番に入った。松田博調教師は「内枠はいいけどな、(1)番は…。(奇数枠で)先にゲートに入らな、あかんからな。偶数の方がよかった。ま、どうせ後ろから行くけど」とゲートで待たされることを気にしながらも、内枠は歓迎する。姉で2010年の覇者レーヴディソールは(11)番枠からV。妹は(1)番枠から女王を目指す。

◆好枠にニンマリ!!〔3〕マイネグラティア、〔6〕フォーエバーモア、〔9〕エクスペリエンス

 3頭出しの大攻勢をかける鹿戸雄厩舎の3騎は、それぞれ美浦坂路を登坂し、決戦に備えた。

 注目の枠順は、マイネグラティアが〔2〕枠(3)番、フォーエバーモアが〔3〕枠(6)番、エクスペリエンスが〔5〕枠(9)番に決まった。

 「マイネグラティアは、ベストの枠順だね。ここなら我慢して(しっかりと折り合って)競馬ができる。フェーエバーモアも、内めでいいところ。マイルの方が条件はいい。相手は強いが、がんばってほしい。エクスペリエンスも枠順はいいね。前回、出遅れ気味だったのはたまたま。距離は問題ない」と、鹿戸雄調教師は枠順を見て満足げな表情だった。

◆南井師「外でいい」〔18〕ホウライアキコ

 デビュー3連勝のホウライアキコは大外枠の〔8〕枠(18)番に決まった。南井調教師は「なんだ、それ。でも、外からスッと自分の好きなところに行ける。内でゴチャつくよりかえっていい」と納得。和田騎手も「クジ運がないな」と言った後、「スタートから向こう正面は長いのでジワッと行ける。うん、いい枠だ」とうなずく。6日は、追い切りの翌日とあって軽めの運動を消化した。

◆スタート決める〔5〕ニホンピロアンバー

 逃げると予想されるニホンピロアンバーは、絶好の〔3〕枠(5)番を得た。「いいよね。いいスタートを生かせられるからね。この枠だと自分の競馬に徹してレースを進められそう」と田所調教師はにっこり。昨年は15番人気のクロフネサプイライズで2番手から2着に粘っており、今年も前に行って波乱を呼ぶつもりだ。

◆初距離も不安なし〔15〕グランシェリー

 休養明け2走目のグランシェリーは、外めの〔7〕枠(15)番になった。「どこでもよかったが、内枠の方がいいね。阪神のマイルなので前に壁を作った方がいいから。でも、外からホウライアキコが行ってその後について前に壁を作れれば…。ま、乗り方はジョッキーに任せるが」と庄野調教師。初距離だけに、道中で脚をためていきたいところだ。

◆馬群から抜け出す〔16〕モズハツコイ

 ファンタジーSで2着と好走したモズハツコイは〔8〕枠(16)番。牧田調教師は「馬群の中から抜け出てくる勝負根性がある。前走みたいに馬群の中にいた方が壁を作れて折り合いもつくからね。この枠からでも馬群の中で競馬をすれば」と前走と続けて騎乗のバルザローナ騎手に託す。

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