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【血統アナリシス】根岸S2024 Storm Catのスピードが活きる舞台、フォーティナイナー直系も存在感を放つ

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【血統アナリシス】根岸S2024 Storm Catのスピードが活きる舞台、フォーティナイナー直系も存在感を放つ

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は根岸S2024・血統予想をお届けします!


2022年にはテイエムサウスダンが勝ち、2002~2003年に2連覇を果たしたサウスヴィグラスとの父仔制覇を達成。2010年グロリアスノア、2017年カフジテイク(以上、父プリサイスエンド)、2004年シャドウスケイプ(父フォーティナイナー)、2018年ノンコノユメ(父トワイニング)など、過去の勝ち馬にはサウスヴィグラスと同じフォーティナイナーの直系が多い。

ほか、Storm Catの血を引く馬も毎年上位争いを繰り広げており、勝ち馬では2015年エアハリファ、2016年モーニン、2020年モズアスコット、2021年レッドルゼル、2023年レモンポップなどが該当する。

エンペラーワケアは、父ロードカナロア×母カラズマッチポイント(母の父Curlin)。同産駒からは21年の勝ち馬レッドルゼルが出ているが、本馬は母系にDeputy Ministerを持つことにも共通点を見いだせる。なお、Kingmamboの直系という観点では、07年1着ビッググラス、23年1着レモンポップなどが挙げられる。父系と母系の双方でStorm Catの血を引く配合が興味深く、ダート1400mで全4勝を記録する戦歴も心強いところだろう。


タガノビューティーは、父ヘニーヒューズ×母スペシャルディナー(母の父スペシャルウィーク)。ヘニーヒューズ、ヘネシー、Storm Catと遡る父系で、同産駒では16年モーニンが勝ち馬として名を刻む。本馬自身も22年3着、23年4着と根岸Sでは上位争いを繰り広げているが、どちらもスタート直後に挟まれる不利がありながらの好走でもあった。大味な競馬が向く血統構成でもあり、持ち前の末脚を活かす意味でも東京コースは合う。

サンライズフレイムは、父ドレフォン×母マストバイアイテム(母の父アフリート)。父はStorm Cat直系の種牡馬で、現役時は16年BCスプリントを制するなどスプリント戦線で活躍。昨今はダート種牡馬として定着してきたものの、皐月賞ジオグリフを出した実績があるように、芝もこなせるスピードは東京のダートに誂え向きだろう。本馬においてはドライスタウトの半弟という血統背景も申し分なく、重賞戦線でも楽しみな逸材といえる。


【血統予想からの注目馬】
エンペラーワケア ⑫タガノビューティー ⑩サンライズフレイム


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