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【血統アナリシス】マーメイドS2023 昨年はゴールドシップ産駒がV、ディープインパクト系とステイゴールド系の二極化

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【血統アナリシス】マーメイドS2023 昨年はゴールドシップ産駒がV、ディープインパクト系とステイゴールド系の二極化

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はマーメイドS2023・血統予想をお届けします!

近年はディープインパクト系またはステイゴールド系の二極化が進んでおり、2018年以降は勝ち馬5頭のうち4頭、3着以内に好走した15頭のうち9頭が該当している。昨年においてもゴールドシップ産駒の10番人気ウインマイティーが勝ち、3着にはディープインパクト産駒の1番人気ソフトフルートが入線していた。

ほか、牝馬らしい一瞬の切れ味は問われないため、総じてパワーやスタミナに長けた少し泥臭いタイプが狙い目。過去の好走馬に倣えば、持続力に定評のあるNijinskyやA.P. Indy、トニービン、底力に長けたSadler's WellsやRibotなどの血脈を評価しやすい。

シンシアウィッシュは、父キズナ×母ザナ(母の父Galileo)。父はディープインパクト直仔でもスタミナに秀でたタイプとなり、産駒は古馬になってから本格化を果たす馬が多い。なお、同産駒からは21年の勝ち馬シャムロックヒルが出ているが、本馬は奇しくも同じ1枠1番に収まることになった。芝2000mは22年フローラSで3着になるなど「1-2-1-0」と底を見せていない距離。母系でSadler's WellsやNijinskyを持つ配合にも好感を覚える。


ウインマイティーは、父ゴールドシップ×母アオバコリン(母の父カコイーシーズ)。本馬は昨年の勝ち馬であるとともに、今年のメンバーでは唯一ステイゴールド系に属する馬。この父の産駒らしくスタミナを問われるロンスパ勝負は得意とするところだが、今回は転厩緒戦、トップハンデ、休み明けと懸念材料も少なくない。一方で、阪神芝2000mは20年忘れな草賞も制するなど、2戦2勝と好相性を示す舞台であることは念頭に置くべきだろう。

ビッグリボンは、父ルーラーシップ×母ブリッツフィナーレ(母の父ディープインパクト)。昨年は同じ母の父となるマリアエレーナが2着に好走しており、ディープインパクトは直系にとどまらない活躍を見せはじめた。本馬は伯母ダイワエルシエーロが05年マーメイドSを制していることも強調しやすく、自身も阪神芝2000mは「1-0-1-0」。ほか、父の姉妹2頭が姉妹制覇および母仔制覇した所縁ある重賞でもあることも気に留めておきたい。

【血統予想からの注目馬】
シンシアウィッシュ ⑧ウインマイティー ④ビッグリボン

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