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競馬の祭典「第90回日本ダービー」で、友道康夫調教師(59)がレース史上初となるトレーナー連覇に挑む。16年マカヒキ、18年ワグネリアン、そしてドウデュースVから1年。サトノグランツ、シャザーンともに順調で、ダービー3勝を誇る指揮官の口ぶりには熱がこもってきた。
――サトノグランツは3連勝で京都新聞杯制覇
「前走は特徴でもあるエンジンのかかりの遅いレースぶりだったが、(川田)ジョッキーが最後まであきらめずに追ってくれた。着差はわずかだったけど、強い内容だったね」
――中間の調整は
「間隔が空いていないので、日曜(21日)にCWコースでしっかり追った。左回りでスピードに乗る調教をしたかったので(左回り調教の)日曜にやった。併せ馬でしまいの反応は良かった」
――最終追い切りは坂路で単走
「4ハロン55秒くらいで、最後の1~2ハロンを伸ばすという指示。しまいが11秒9と勢いがあった。いい感じに仕上がった。状態は前走以上だと思う」
――皐月賞組との比較は
「やってみないと分からないが、東京も経験しているし、広くて直線の長いコース形態は脚質的にも合っている。一戦ごとに力をつけているので、いい競馬ができると期待している」
――もう1頭のシャザーンは皐月賞で6着
「ダービーに行くためには賞金が微妙だったので、何とか5着に入りたかった。ただ、その後にレースを挟まず、この賞金のままでダービーへ向かうことに決めた。18番目で出走できて運があると思う」
――ロードカナロア産駒が東京12ハロンに挑む
「同世代とのレースなら問題ない。1週前追い切りに乗った(岩田望)ジョッキーが『皐月賞よりパワーアップしている』と言ってくれたし、左回りに実績があるので中山より東京のほうがいい。良馬場でしまいを生かせる競馬になれば」
(夕刊フジ)
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