中央競馬ニュース

【金鯱賞】たくましくなったフェーングロッテン 桶狭間の戦いを制して天下統一に名乗りを上げる

 0   5   1,355
シェアする  x facebook LINEで送る
【金鯱賞】たくましくなったフェーングロッテン 桶狭間の戦いを制して天下統一に名乗りを上げる

今週から春の中京開催がスタートし、日曜メインで金鯱賞が行われる。1着に大阪杯(4月2日、阪神、GⅠ、芝2000メートル)の優先出走権が与えられる一戦で、注目は中山金杯3着のフェーングロッテンだ。パワーアップを遂げる4歳が、舞台設定も味方に重賞2勝目を挙げて大舞台に歩みを進める。

飛躍の春とするために、桶狭間の戦いでは負けられない。フェーングロッテンが、昨年7月のラジオNIKKEI賞以来の重賞タイトルを狙う。トレセン全休日明けの7日朝、宮本調教師は好気配をアピールした。

「ここまで順調にきています。先週は(調教で)いい動きでした。今週は坂路でサラッとやるだけでいいですね」

今年初戦の中山金杯(芝2000メートル)は、逃げて勝ち馬ラーグルフとタイム差なしの3着。昨秋の菊花賞(同3000メートル)は15着だったが、全3勝中2勝を挙げる適距離に戻って巻き返した。ラーグルフは次戦の中山記念で2着。GⅡでも通用する力はある。


4歳を迎えてたくましさが増してきた。2日計測で488キロ。昨秋から8キロ増だった前走時からさらに8キロ増えた。宮本調教師が「走りに力強さが出てきました」とうなずけば、担当の久保助手も「ひと回り大きくなり、古馬らしくなってきました」と証言する。それを証明するのが、1日の栗東CWコースでの1週前追い切りだ。馬なりで自己最速の6ハロン80秒6(ラスト1ハロン11秒6)をマーク。久保助手は「特に不安もなく、いい状態でいけますね」と力を込める。

金鯱賞が3月開催になった2017年以降は4歳が4勝。開幕週に行われた近2年は逃げ馬が制している。また、当舞台では白百合S(3歳L)を勝つなど【1・0・1・1】。最後の直線が長い舞台でも問題ない。宮本調教師は「レースにいけばしぶといですからね。相手は強くなるけど、どんな競馬ができるか」と楽しみにする。

この後のローテは未定ながら、勝てば大阪杯への優先出走権が手に入る。GⅠウイナーのポタジェなどを撃破して名を上げ、天下統一への足掛かりとする。(長田良三)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (5)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る