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12日の阪神ジュベナイルフィリーズの追い切りが8日、東西トレーニングセンターで行われた。素質豊かな2歳牝馬がそろうなか、雨の美浦トレセンで切れ味を発揮したステルナティーアが調教評価“S”をゲット。GI馬の全兄ステルヴィオにも騎乗していて、今回が初コンビのルメール騎手も絶賛の走りだった。
前夜から降り続く冷たい雨にも動じず、ステルナティーアが高性能の推進力を披露した。水分をたっぷり含んだ美浦Wコースで最後まで脚取りを乱さず駆け抜け、ラスト1ハロンは11秒5(5ハロン67秒1)の鋭さ。本紙調教評価は堂々のSだ。
「コンディションはバッチリ。最後の反応、加速力が良かった。乗っていてチョー楽だったし、いいスピードを感じることができた」
初コンタクトとなったルメール騎手から称賛の言葉が止まらない。行き出しから力むシーンは一切なく、ジャングルキング(古馬1勝クラス)の4馬身後ろをリズム良く追走。直線では鞍上が軽く仕掛けただけでシャープにギアチェンジし、余力十分に併入に持ち込んだ。動きを見ても体調の良さに疑いはない。
動きだけでなく、血統背景もS級だ。全兄ステルヴィオは2歳時に朝日杯フューチュリティSで2着に入り、3歳春にスプリングSをV。その秋にはマイルCSでGI制覇を成し遂げた活躍馬だ。騎乗経験があるルメールは「牡馬と牝馬で体つきは違うけど、乗りやすさと2歳から強いところは同じ。ステルナティーアもGIを勝つ能力があると思う」と兄に通ずる能力の高さを認める。
デビュー2戦の走りには、その血統から来る才能が感じられた。新潟の新馬戦でラスト3ハロン32秒7の決定力を繰り出して圧勝。続くサウジアラビアロイヤルCはコマンドラインの2着に敗れたが、「勝ち馬にうまくやられましたが、最後まで差を詰めていたのでその辺りは良かったと思います」と太田助手。超スローペースの中、先に抜け出した相手を半馬身差まで追い詰めた内容を評価した。
今回はマイナス体重になりそうだが、太田助手は「シルエットは細く見えませんし、毛づやと張りがいいので、体重が減っていても気になりません。やることはしっかりやってきましたし、ジョッキーにもポジティブな印象を持ってもらえたと思います」とうなずく。あとは長距離輸送やGIの速いペースが鍵になるが、輸送については阪神へ金曜移動で対策。行きっぷりが良く前向きさがあるタイプだけに対応可能だろう。
動き、血統、才能とすべてにおいてハイレベル。将来性豊かなステルナティーアが、まずは2歳女王の座をいただく。 (板津雄志)
ルメールTALK
--追い切りの感触は
「道中でとても冷静に走れていたし、直線もよく伸びていた。フットワークも息も全く問題はなかった」
--今回は初コンビ。デビュー2戦を見ての印象を
「新馬戦はすごくいい勝ち方で高い能力を見せていた。前走(サウジアラビアロイヤルC)も2着に負けたけど、強いメンバーの中で最後までしっかり脚を使っていた。僕が乗っていたコマンドライン(1着)はGI級。それに半馬身まで迫ったのだから強い」
--手応えは十分
「初めて乗って“絶対にいい馬だ”と思った。GIレベルだと思う。今回もハイレベルなメンバーだけど、馬の状態は完璧だから大きなチャンスだね」
ロードカナロア産駒でもっとも好成績を挙げているのがルメール騎手。勝率32・2%、連対率50・3%と驚異的な数字をたたき出している。特にGIレースでは【10・1・1・5】で、勝率58・8%、連対率64・7%と信頼度はさらにアップ。あの芝GI9勝の最強牝馬アーモンドアイの活躍が思い浮かぶ。
★阪神JFの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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