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夏競馬を締めくくる新潟記念が5日、新潟競馬場で17頭によって争われ、M・デムーロ騎乗で12番人気のマイネルファンロンが直線で外ラチ沿いまで持ち出して差し切り、11回目の挑戦で待望の重賞初制覇を飾った。また、これで今年のサマー2000シリーズが終了し、2着に入ったトーセンスーリヤが計15ポイントで王者に輝いた。
まるで春の感動をほうふつさせる激走だった。夏競馬のフィナーレを飾ったのは、大外から脚を伸ばし続けたマイネルファンロン。同馬に念願の重賞初勝利をもたらしたM・デムーロ騎手は喜びをあらわにした。
「この勝負服で勝ててすごくうれしいです。本当にうれしい!」
手塚厩舎の“T”マークのメンコをつけた青鹿毛馬と、ラフィアンの勝負服をまとったデムーロ騎手。「ヨッシャー!」と声を上げて喜ぶ姿は、僚馬で半妹のユーバーレーベンによるオークス制覇を思い出させた。
「手塚調教師からは気持ちが難しい馬だと聞いていましたが、調教ではすごくいい状態にみえました」
初コンビでも自信を持っての騎乗だった。ハナにいった前走とは打って変わって、道中は後方3番手を追走。「スタートでつまずいて後ろからになりましたが、ノリさん(クラヴェル)の後ろでリズムは良かったです」。好スタートを切れなかったことが、今までにないキレにつながった。
「直線は(馬場の)いいところに連れて行って、最後の最後まで頑張ってくれました」と外ラチ近くまで持ち出したのもファインプレー。直線で押し切りを図ろうとするトーセンスーリヤに食らいつき、上がり3ハロン最速の33秒4をマーク。函館記念で2秒近く離されたライバルを、ゴール寸前でかわしきった。
手塚調教師は「調教でもリラックスさせれば直線でものすごい脚を使う」と日頃から能力の高さを感じていたが、「新潟の外回りはペースも速くならないし、折り合いがつきづらいから厳しいと思っていた」と苦戦も覚悟していた。
それでも、ふたを開けてみれば見事な差し切り。「勝因は騎手です。うまく抑えてくれてはまったね。難しい馬なのにうまく乗ってくれた。きょうは騎手に尽きます」と鞍上への賛辞を惜しまなかった。
オープン入り後は苦戦を強いられていたが、腐らず走り続けてきた素質馬がようやく花を咲かせた。秋華賞で2冠を目指す妹だけではなく、遅咲きの兄も実りの秋を楽しみにしたい。(三浦凪沙)
★5日新潟11R「新潟記念」の着順&払戻金はこちら
■マイネルファンロン 父ステイゴールド、母マイネテレジア、母の父ロージズインメイ。青鹿毛の牡6歳。美浦・手塚貴久厩舎所属。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬。馬主は(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン。戦績30戦5勝。獲得賞金1億5649万5000円。重賞は初勝利。新潟記念は手塚貴久調教師が初勝利。ミルコ・デムーロ騎手は2015年パッションダンスに次いで2勝目。馬名は「冠名+繁栄(中国語)」。
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