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〈美浦トレセン〉
ヤシャマルは、条件戦を3連勝中。尾形調教師は「中間は在厩で調整。痛いところもかゆいところもなく、やりたいこともやれて、カイバも食べてかなり順調にきています。実績のある東京というのも、この馬にとっては強み」と勢いに期待をかける。
サトノフラッグは、金鯱賞(7着)以来で3カ月ぶりの実戦を迎える。国枝調教師は「悪くはないけど、もう少しやる気と軽さがほしいかな。前走は遅いペースもあって積極的に運んだが、最後に止まった。戸崎が乗った菊花賞(3着)は脚をためて伸びてきた。今の東京は差しが決まる感じだし、そういう形がいいのかも」と、復活を期待する。
ガロアクリークは右前肢跛行で都大路Sを競走除外となったが、その後の経過に問題はない。「東京1800メートルは悪くない条件。ただ、まだ緩いところがあるし、1回使った方がいいタイプなので、そのあたりがどうか」と上原調教師。
<栗東トレセン>
池江厩舎が2頭出し。アルジャンナは、前走のマイラーズCでメンバー中最速の上がり(3ハロン33秒7)を駆使して2着。兼武助手は「いい脚をみせてくれました。先週にしっかりとやっているので、体にだいぶ張りが出ていると思います。状態はまずまず上々かなと思います」と語った。
シュリの前走は、4カ月ぶりを克服して谷川岳S勝ち。「元々、素質はありましたが、力をつけてきましたね。体がしっかりして大人びた体になってきています。1ハロンの距離延長が鍵で、うまくなだめながら運べれば」と同助手は期待を寄せた。
ファルコニアの前走は、3勝クラスの難波Sで同着1着。高野調教師は「ここまで順調にしっかりとメニューをこなしています。ディープインパクト産駒できれいな跳びをしていますし、東京は合いそうな感じです」と前向きに語った。
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