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【フェブラリー】アルクトス師は上昇カーブを強調

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【フェブラリー】アルクトス師は上昇カーブを強調

 <美浦トレセン>

 昨年の南部杯を日本レコードで制したアルクトスが、根岸S(4着)を使って順当に良化している。栗田調教師は「前走も競馬の内容としては悪くなかったし、使って中身や気持ちの面が変わってきました」と上昇カーブを強調。今回は得意のマイル戦のうえ、斤量も前走の59キロから定量の57キロに。「今回は距離も斤量も、すべてがこの馬にはプラスに働く。ダートではスピードタイプなので、ダート馬同士の芝スタートも有利かもね」とベストの舞台で頂点を狙っている。

 <栗東トレセン>

 前哨戦の根岸Sを快勝したレッドルゼル。初めてのマイル戦に向け、安田隆調教師は「根岸Sでもマイルを見据えて脚をためる競馬をしてきた。最後も良く伸びてくれて、内容は良かったです」と意気込む。中2週になるが、「ダメージもなく、順調にきています。なんとかいいところをみせてほしい」と期待を寄せた。

 一昨年の覇者インティは、東海S12着からの巻き返しを図る。野中調教師は「前走後も順調で、14日に坂路を上がったけど、動きはよかった。1週前追い切りでも楽に時計が出ているし、馬体も絞れて態勢は整っています」と状態に自信をのぞかせる。前々走のチャンピオンズC3着など、地力や実績は上位の存在。「精神面も状態もかなりいいと思う。まだ馬は若いし、自分の競馬ができれば」と力を込めた。

 オーヴェルニュは前走の東海Sで重賞初制覇。初めてのGI挑戦になるが、3連勝中の勢いは侮れない。余田助手は「高い状態でキープできています。今が充実していますね。引っ掛かるところがあるので、マイルでペースが流れてくれたほうが楽しみはあります」とうなずいた。

 サンライズノヴァは3年前のフェブラリーSから毎年参戦し、4、7、3着。4度目の正直となる今年は、昨年のチャンピオンズC12着以来になる。音無調教師は「詰めて使うとよくないところがある。中京は合わないんだろうし、今回もペースなどかみ合わないとだけど、状態は悪くない」と話した。

フェブラリーSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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