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1月24日の中京11Rで行われた第38回東海ステークス(GII、4歳以上オープン、ダート1800メートル、別定、1着賞金=5500万円、1着馬にフェブラリーステークスの優先出走権=出走15頭)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気オーヴェルニュ(牡5歳、栗東・西村真幸厩舎)が好位追走から直線早々に先頭に立つと、そのまま後続を突き放して快勝。リステッド連勝の勢いそのままに3連勝で重賞初制覇を飾った。スマートファルコン産駒はJRA重賞初V。タイムは1分49秒2(不良)。
1馬身3/4差の2着にはアナザートゥルース(7番人気)、さらにハナ差の3着にメモリーコウ(12番人気)が続いた。なお、19年に同レースを制した武豊騎手騎乗のインティ(1番人気)は12着に敗れている。
◆川田将雅騎手(1着 オーヴェルニュ)「(騎乗するのは)久しぶりになりますが、最近もいい競馬を続けていましたし、どういう変化があるのかを楽しみにしながら競馬を迎えました。ずっと流れは速かったですし、それでも手応え良く追走できていましたし、この馬にとっては我慢するよりも進んで行く競馬の方が楽なので、先のことを考えず勝ちに行く競馬をしていたら、ああいう形になりました。どうしても前の方で競馬しないと苦しい競馬になるのが、今の馬場状態かなと思います。もともと能力の高い馬だなと思っていて、コントロールの難しい馬だったので、条件が上がる方がペース自体楽になって、この馬にとっては競馬がしやすくなるなと思います」
東海Sを勝ったオーヴェルニュは、父スマートファルコン、母ギュイエンヌ、母の父タニノギムレット。北海道新ひだか町・明治牧場の生産馬で、馬主は杉山忠国氏。戦績は19戦7勝。重賞初勝利。東海Sは管理する西村真幸調教師、騎乗した川田将雅騎手ともに初優勝。
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