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【ジャパンC】最新ナマ情報

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【ジャパンC】最新ナマ情報

◆春に比べ芯入る〔1〕カレンブーケドール

 唯一の3歳馬は、南の角馬場で10分ほど汗を流し、決戦に備えた。国枝調教師は「順調です。いくらか筋肉がほぐれるように、リラックスさせながら調整。春に比べて芯が入ってきたし、雰囲気はいい」と笑顔。雨模様に「あとは馬場がどうかだね。内ラチ沿いはいいのか、どこが伸びるのか、土曜の競馬を見て考えたい。行く馬に行ってもらって、うまく外に出せれば」とイメージをふくらませていた。

◆毛づやピカピカ〔3〕ウインテンダネス

 昨年の8着馬は栗毛の巨体をのっしのっしと揺らして馬房に入った。「事故渋滞で到着が遅れたけど、この馬は旅慣れているから問題なかった」と小川助手。「中2週なので疲れを残さないように調整。冬毛ひとつないし、健康状態はいい」というの言葉通り、毛づやはピカピカだ。昨年の目黒記念を勝ったときと同じ縁起のいい馬番から一発を狙う。

◆前回よりいい状態〔4〕ムイトオブリガード

 アルゼンチン共和国杯の覇者は、関西勢では一番乗りの午後0時59分に到着。7回目の府中入りとあって、馬房でもリラックスした様子だった。

 「渋滞にはまって予定より到着が遅れてしまいましたが、動じていません。毛づやがいいし、状態は前回よりいいと思います」と竹内助手。ただ、「雨はちょっとマイナス。何とか馬場がもってほしいのですが…」と空を恨めしそうに見上げていた。

◆陣営上積み期待〔5〕スワーヴリチャード

 2つ目のGIタイトル奪取へ、23日午後4時半過ぎに決戦の地へ到着。毛づやの良さが目を引く好馬体を見せつけながら馬房に落ち着いた。「順調だね。以前よりガムシャラさが薄れたぶん、1回使ってから良くなる感じが強くなった。馬体も余分なものが取れたし、間違いなく上積みはある」と競馬場で待ち受けた庄野調教師はニンマリ。道悪については「ここまで悪いのは経験がないから分からないけど、条件は一緒だから」と悠然と構える。

◆馬場の回復が鍵〔6〕ユーキャンスマイル

 秋の天皇賞(4着)で最速の上がりをマークした赤丸急上昇のステイヤーは、僚馬と午後4時40分に東京競馬場入りした。「事故渋滞でいつもより30分ほど時間はかかったけど、もう慣れているし落ち着いています」と大江助手。「ジョッキー(岩田騎手)が長距離適性を見越して、ここまでやってきた。道悪もある程度までならこなすけど、まだ体に緩いところもあるので馬場の回復は鍵ですね」と当日の天候回復を願っていた。

◆距離延長で新味〔7〕ダイワキャグニー

 東京で現役最多の7勝を挙げる5歳馬は、ダービー(14着)以来のGI挑戦。土曜の午前7時19分に東京競馬場に到着した。北林助手は「もう慣れた馬だし、いつも通りですね。最近、落ち着きが出てきて、ズブさも垣間見えるので、それがいい方に出てくれれば」と距離延長で新味に期待する。

◆脚取りも軽やか〔9〕ルックトゥワイス

 JCで3勝を挙げている世界の“フランキー”を鞍上に迎えるステイゴールド産駒は、午後5時20分に東京競馬場に到着。脚取りも軽やかに馬房に入って元気いっぱい。「輸送時間は少しかかりましたが、特に問題はなかったです。前走よりも状態はよくなっているし、この馬の我の強さがいい方に出てくれれば…」と栗山助手は上位争いを願う。

◆馬体の張り抜群〔10〕ダンビュライト

 道悪を味方に上位進出を狙うルーラーシップ産駒は、馬体の張りが抜群にいい。「事故渋滞で普段よりも1時間ぐらい到着が遅れましたが、馬運車の中でもおとなしくて問題なかった。雨降りの馬場でも走っているし、今回も前の方で競馬することになると思う」と濱田助手は無欲の先行策に懸ける。

◆あとは馬場次第〔11〕シュヴァルグラン

 一昨年の覇者は僚馬とともに午後4時半過ぎに競馬場入りした。「もういろんなことを経験しているので、心配は少ないですね。一昨年はいいメンバーで勝っているんだし、最近の海外のレースでも“力が尽きた”っていう競馬はしていないですからね。(有馬記念での)引退も決まっているので勲章を増やしたい。ただ、馬場が悪いのは良くないですね」と大江助手は良馬場を希望する。

◆初GIで大仕事〔12〕タイセイトレイル

 10戦連続3着以内のハーツクライ産駒は、しっとりと濡れたような黒鹿毛を誇示して決戦の地に到着した。「いつもより落ち着いているし、カイバおけに顔を突っ込んで食べていましたよ。中間もハードにやれましたし、やわな馬ではないです」と久保助手。中2週の再輸送も問題はなさそうだ。金曜からの雨も「そんなに苦手ではないはず。ちょっと時計がかかるのはありがたい」と歓迎ムード。GI初挑戦で大仕事をやってのけるか。

◆力発揮できれば〔13〕エタリオウ

 昨年菊花賞2着の長距離砲も僚馬たちとともに東京入り。ダービー(4着)以来の舞台だ。「もともと、力さえ発揮できれば…というタイプ。下半期ではこのレースが一番勝負できる条件だし、いろいろ工夫してきたことが本番で発揮できれば楽しみ。道悪も、この馬はそこそここなしますから」と大江助手はここ一番での奮起に期待している。

◆道悪でもOK!〔14〕マカヒキ

 3頭が対決するダービー馬の先輩格は、午後4時半過ぎに東京競馬場に到着した。「年齢的なものなのか、最近はエンジンがかかりづらくなっているので、距離延長はいい」と大江助手。「前走は帰厩時に体が減っていて、それを戻しながらの調整だった。今回はそこは考慮しなくてよかったし、この馬にとっては時計がかかる方がいい」と道悪も歓迎の構えだ。

◆能力出せる状態〔15〕ジナンボー

 父、母が三冠馬の超良血は、雨が降りしきる中で4ハロン66秒0で登坂し、気合を表に出しながら南Aコース(ダート)を1周した。森助手は「前日に比べてピリッとした面を見せているし、競馬に向けてスイッチが入ってきました。馬場は回復しないと思うけど、(2走前に)不良馬場で勝っていますからね。能力を出せる状態なので、頑張ってほしい」と期待を寄せた。

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