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安田記念の追い切りが29日、東西トレセンで行われた。勝ち馬を探すGI連載企画は3日目で、栗東で取材中の東京サンスポ・漆山貴禎記者(37)はダノンプレミアムに密着。CWコースでさすがの動きも、前走が“鬼門ステップ”なのが気になった。インディチャンプは坂路4ハロン51秒6の好時計。昨年の勝ち馬モズアスコットが坂路で4馬身先着し、調教評価で最高の『S』となった。
密着3日目はいよいよ西の雄、ダノンプレミアムを取り上げる。
これまで7戦6勝で、唯一の敗戦である日本ダービー(6着)も挫跖で順調さを欠いた中でわずか0秒2差。芝1600メートルでは昨年のマイルCS馬ステルヴィオを寄せつけなかった朝日杯FSなど3戦全勝だ。中間は19日にCWコース6ハロン81秒7、23日に同80秒4と意欲的な調整を消化しており、直前追い切りのさじ加減が気になっていた。
午前6時の開門直後にCWコースへ登場。ややテンションの高いところをのぞかせたが、馬場の内めで他馬をやり過ごすうちに落ち着きを取り戻した。ゆったりしたペースでも折り合いを欠くことなく、鞍上が手綱を緩めた直線ではラスト1ハロン11秒5と鋭い伸び脚を披露。全体時計こそ5ハロン73秒7と控えめだったが、弾むようなフットワークが印象に残った。
中内田調教師は「(レースを)2回使って体はできているので、調整程度でいい。表情もケロッとしていたし、歩様の乱れもなかった」と満足げな表情。前を行く他厩舎の併せ馬と並ばないよう、予定より時計は遅くなったが「しまいに動かしてきちんと走ってくれたし、内容としては良かった」と調整役の猿橋助手も合格点を与えた。
同期のアーモンドアイとは初対決。「向こうは世界一と言われてもおかしくない。お互いに、いい走りができればと思います」と指揮官は謙虚に語ったが、「競馬が上手でどんな条件でも力を発揮できる」レースセンスの高さこそが最大の武器だ。時には出遅れもある女傑に対し、こちらは全戦で4コーナー4番手以内と安定した先行力を誇る。前が止まりづらい、今の東京の高速馬場も味方になるはずだ。オークス、日本ダービーと2週連続でディープインパクト産駒がワン・ツーを決めており、血の勢いでも優位に立つ。
有力な本命候補だが、引っ掛かるのが前走・マイラーズC組の不振だ。過去10年で【0・1・6・35】の連対率2・4%は、前哨戦のマイルGIIにしてはちょっと衝撃的な数字。しかも、馬券に絡んだ7頭は前走3着以下からで、9頭が出走した勝ち馬は全て人気以下の着順に沈んでいる。高速決着が多いマイラーズCの反動か、それとも…。猿橋助手は「原因が明確であれば別ですが、気にしていません」と一蹴したが、“データ派”の記者としては無視するわけにはいかない。
取材と考察を進めるほどに、勝ち馬探しは悩ましくなる一方。木曜は一発の可能性を秘めたダークホースに注目する。 (漆山貴禎)
★安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★現場記者走るとは
2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。漆山記者は今年のフェブラリーSで初登場し、◎ゴールドドリームから▲◎△で3連複2310円的中と、好スタートを切った。
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