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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 4 | 牡3 | 55.0 | 福永祐一 | 栗 音無秀孝 | 538(+2) | 1.07.1 | 5.3 | 3 | 33.4 | ③② | |||
2 | 6 | 12 | 牝4 | 55.0 | C.ルメー | 栗 松下武士 | 506(-2) | 1.07.4 | 2 | 3.4 | 2 | 33.5 | ④④ | ||
3 | 1 | 1 | 牡6 | 57.0 | 吉田隼人 | 栗 野中賢二 | 500(+6) | B | 1.07.4 | アタマ | 47.5 | 10 | 33.4 | ⑤⑤ | |
4 | 3 | 6 | 牝3 | 53.0 | 池添謙一 | 栗 武英智 | 470(-8) | 1.07.8 | 2 1/2 | 24.9 | 7 | 33.5 | ⑦⑦ | ||
5 | 8 | 16 | 牝6 | 55.0 | 松若風馬 | 栗 音無秀孝 | 504(0) | 1.07.8 | ハナ | 15.3 | 5 | 34.5 | ①① | ||
6 | 7 | 14 | 牡6 | 57.0 | 川田将雅 | 栗 安田隆行 | 470(+1) | 1.07.8 | アタマ | 2.6 | 1 | 33.8 | ⑤⑥ | ||
7 | 4 | 8 | セ4 | 57.0 | 藤岡佑介 | 栗 中竹和也 | 564(+4) | 1.07.9 | クビ | 43.8 | 9 | 34.3 | ②② | ||
8 | 5 | 9 | 牡5 | 57.0 | 岩田康誠 | 栗 藤沢則雄 | 488(0) | 1.08.0 | 1/2 | 15.6 | 6 | 33.8 | ⑦⑩ | ||
9 | 1 | 2 | 牡5 | 57.0 | 和田竜二 | 栗 矢作芳人 | 468(-4) | 1.08.0 | クビ | 92.3 | 13 | 33.7 | ⑦⑦ | ||
10 | 2 | 3 | 牡7 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 石坂公一 | 504(+6) | 1.08.0 | ハナ | 209.8 | 15 | 33.5 | ⑫⑪ | ||
11 | 6 | 11 | 牡6 | 57.0 | 浜中俊 | 栗 池江泰寿 | 506(-2) | 1.08.1 | 1/2 | 11.1 | 4 | 33.8 | ⑦⑪ | ||
12 | 4 | 7 | 牡4 | 57.0 | 三浦皇成 | 栗 西村真幸 | 474(+4) | 1.08.3 | 1 1/4 | 59.9 | 11 | 33.2 | ⑯⑯ | ||
13 | 5 | 10 | 牝5 | 55.0 | 横山和生 | 栗 飯田祐史 | 452(-10) | 1.08.3 | アタマ | 106.8 | 14 | 33.4 | ⑮⑮ | ||
14 | 7 | 13 | 牝5 | 55.0 | 戸崎圭太 | 栗 高野友和 | 494(-8) | 1.08.4 | 3/4 | 62.0 | 12 | 33.6 | ⑭⑬ | ||
15 | 3 | 5 | 牡5 | 57.0 | 鮫島克駿 | 栗 西村真幸 | 526(+6) | B | 1.08.6 | 1 | 27.5 | 8 | 34.4 | ⑦⑦ | |
16 | 8 | 15 | 牡5 | 57.0 | 田中健 | 栗 浅見秀一 | 464(-10) | 1.09.0 | 2 1/2 | 309.8 | 16 | 34.5 | ⑫⑬ |
ラップタイム | 11.7 - 10.6 - 11.0 - 11.1 - 11.3 - 11.4 |
---|---|
前半 | 11.7 - 22.3 - 33.3 - 44.4 - 55.7 |
後半 | 55.4 - 44.8 - 33.8 - 22.7 - 11.4 |
■払戻金
単勝 | 4 | 530円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 4 | 200円 | 3番人気 |
12 | 160円 | 2番人気 | |
1 | 770円 | 10番人気 | |
枠連 | 2-6 | 700円 | 2番人気 |
馬連 | 4-12 | 890円 | 3番人気 |
ワイド | 4-12 | 460円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
1-4 | 2,760円 | 31番人気 | |
1-12 | 2,030円 | 20番人気 | |
馬単 | 4-12 | 1,910円 | 6番人気 |
3連複 | 1-4-12 | 9,050円 | 26番人気 |
3連単 | 4-12-1 | 38,610円 | 110番人気 |
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土曜日の中山芝のレース結果、近年のスプリンターズSの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は木曜日から金曜日にかけて105ミリの雨量を記録したが、土曜日の天気に恵まれたことや気温の上昇も重なり、開催直前の芝コースは重(JRA発表)まで回復。その後の乾きも早く、2R終了後に稍重(JRA発表)、7R終了後には良(JRA発表)へと推移した。
最終週ということもあって、コーナー部分および直線の内寄りに多少傷みが目につくようになってきたものの、それを除けばおおむね良好。スプリンターズSと同じ芝1200mで行われた10R・勝浦特別(2勝クラス)の決着タイムは1分8秒4と、開催終盤とすれば悪くない水準の時計が出ている。
土曜日施行の芝平地競走6鞍における勝ち馬の4角通過順位は3、2、1、5、2、3番手。これだけを見ると先行有利のように思えるが、前半3ハロンよりも後半3ハロンのほうが速い後傾ラップになるレースが多いため、展開面によるところが大きい。ゆえに全幅の信頼を寄せるまでには至らないだろう。
枠順についても同様で、一見すると内枠の好走が多いように映るが、1~3枠馬が1~3着を独占した5R・新馬戦(芝1600m)は前半3ハロンが37秒6のスローペース。1~4枠馬で掲示板内5頭を占めた10R・勝浦特別は前後半3ハロンが34秒3-34秒1の後傾ラップ。その点を踏まえると、過度の信頼は危険のように思える。
日曜日開催中の天気は晴れ。前日夜、ゲリラ的な豪雨に一時見舞われたこともあって、開催直前の芝コースは稍重(JRA発表)となっている。だが、日曜日朝におけるJRA測定のクッション値は9.3。土曜日早朝の測定値が8.3だから、前日よりも馬場は硬い方向に変化している。それゆえ、豪雨によるダメージは皆無に等しい。
開催中の降雨がなければ、早々に良へ回復し、土曜日の傾向を踏襲する可能性もある。その一方、馬場の乾きが進んで時計が速くなれば、内めに進路を取りたい馬が増えて、詰まるなどの不利を被るケースも多くなるはず。そのぶん、外めから内を見る形で運ぶ馬の優位性が増すことも考えられる。
たたでさえ、スプリンターズSは騎手心理や陣営の思惑が強く働きがちなG1競走。他のレースはともかく、少なくともメインレースに関しては、土曜日の傾向をそのままスライドするのは、得策ではないように思える。判断に悩ましいが、脚質や枠順に固執せず、構えを広くして柔軟に対応するのが正解ではないか。
血統的には中山競馬場の馬場改修後に施行された、2015年以降のスプリンターズSを参考にすると、良(JRA発表)で1分8秒台の勝ち時計だった、2015年と2020年は父サンデーサイレンス系が3着以内6頭中5頭を占める活躍。1分7秒台もしくは稍重(JRA発表)ながら1分8秒3で決着した、2016~2019年は父ミスプロ系が3着以内12頭のうち9頭を占めている。
つまり、高速決着が想定される場合は「父ミスプロ系優勢」、そうでなければ「父サンデーサイレンス系有利」と捉えることができる。従って、1分8秒0未満の決着が予想される今年は前者を高く評価してしかるべきだろう。そのなかでも、過去6年の3着以内全馬に共通する、前走G1出走馬または前走5着以内の馬に的を絞りたい。
今回の出走メンバーで要点を満たしているのは、⑤ファストフォース、⑭ダノンスマッシュ、⑯モズスーパーフレア。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
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日曜日に行われるスプリンターズSの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①シヴァージ【B】
栗東坂路単走。前肢のさばきが硬く映るが、以前はダートを主戦場としていた馬。致し方ない面はある。脚どり自体は力強く、全体的に見れば適度に活気があってキビキビと動けている印象。このひと追いで一応の態勢は整いそうだ。
②ミッキーブリランテ【C】
栗東坂路併走。低い重心を維持しながら淡々と登坂していたが、追われてからの伸びは今ひとつ。力みなく走れている点は評価できるものの、もう少し覇気を出して欲しいのも確か。好調時の状態には一歩及ばないかもしれない。
③ラヴィングアンサー【C】
栗東坂路併走。中盤までは手ごたえ良く駆け上がっていたが、追われてから頭が上がるなど、弾けそうで弾け切れない印象。先着したとはいえ、威圧感はなく競る気配も薄く映る。それなりの走りは見せるかもしれないが、大望まではどうか。
④ピクシーナイト【B】
栗東坂路併走。右手前のまま引っ張るも、力強い脚どりで先着を果たした。ただ、実戦で手前の変換に融通が利かない現状を思うと、適度なところできっちり決めて欲しかったような気も。今回は動きの良さを評価してのB判定にとどめておきたい。
⑤ファストフォース【A】
栗東坂路併走。時計を抑えた内容で派手さはないが、軸のブレが少ない安定感のあるフォームで登坂する姿は見映えがいい。併走馬が寄ってきても意に介さず、自身のリズムを保って真っすぐ走れていたことも好感が持てる。いいムードで本番に臨めそうだ。
⑥メイケイエール【B】
栗東CW単走。さほどテンションは上がっておらず、直線に向いてからも折り合いはついていた。レースで騎乗予定のジョッキーと、それなりにコンタクトがとれているのも好感。実戦に行ってみないとわからない部分が大きい反面、いつ走ってもおかしくない怖い存在でもある。
⑦タイセイビジョン【C】
栗東CW単走。コーナーを出るまでは、低い重心を保って活気良く進んでいたが、手ごたえの割に追われてからの伸び脚は今一歩。G1で上位争いを見込めるほどのデキに達しているとは思えず、過度の期待はかけにくい。
⑧ビアンフェ【B】
栗東坂路単走。着地ポイントが安定しないため、時計ほどのスピードは感じない反面、パワフルな蹴り込みで脚をしぶとく伸ばしており、自身の長所は出せている印象。発汗こそ多めも大型馬特有の重苦しさはなく、硬さも見受けられない。及第点の仕上がりにある。
⑨クリノガウディー【B】
栗東坂路単走。左右に蛇行する悪癖は改善されていない。ただ、最後は左にモタれながらも1ハロン11秒4の快ラップ。その際の伸びやかなフォームは見ごたえがあった。状態は決して悪くなく、展開がもつれるようなら出番があってもいい。
⑩エイティーンガール【A】
栗東CW単走。直線半ばからの映像しか確認できなかったものの、力強い脚どりでハツラツと進むさまは見映えがいい。実戦に行くと注文のつくタイプだが、それを差し引いても、弾力性に富んだ走りは目を引くものがある。高く評価したい。
⑪ジャンダルム【B】
栗東坂路単走。感触を確かめる程度の内容ながら、馬場の中央付近をしっかりとした脚どりで登坂。落ち着いて走れているし、適度な活気もある。中2週続きでも調整は順調。体調面の不安は感じられない。
⑫レシステンシア【B】
栗東坂路単走。手前を替えた直後の動きがぎごちない点は相変わらずだが、素軽さは前回より増している。少し集中を欠く面が出てきているのは気になるも、余力残しでラスト2ハロンのラップは優に合格点レベル。許容範囲と捉えるべきだろう。力を出せる態勢と判断したい。
⑬アウィルアウェイ【C】
栗東坂路単走。左手前での動きがぎごちなく、右手前に戻してしまったが、この馬にはよくあること。それはいいとしても、後肢の甘さが目立ち、時計ほどの鋭さは感じられなかった。こんな様子でも結果を出す馬ではあるが、調教観点的に評価は上げづらい。
⑭ダノンスマッシュ【A】
栗東坂路単走。序盤に少しバランスを崩すシーンもあったが、その後の四肢の運びは滑らかで、身のこなしも柔軟。制御もしっかり利いており、仕上がりは良さそう。ここ目標にきっちりと準備を整えてきた印象を持つ。
⑮ロードアクア【C】
栗東坂路単走。26日(日)に速い時計を出して、当該週の追い日は軽めの微調整。それはいいとして、脚元の動きに力感がなく、ノメるような場面も。今回は最後の直線に急坂がある中山が舞台。レースで踏ん張りが利くかどうかについては疑問符が付く。
⑯モズスーパーフレア【A】
栗東坂路単走。回転鋭い脚さばきが目を引き、この馬とすれば前肢の出もスムーズ。トビも高い。最後は少し脚勢を緩めてラップを落としたが、それを感じさせないほどの活気と迫力がある。ベストを尽くせる仕上がりとみたい。
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アウィルアウェイ・高野調教師「前走とは動きが違う。見映えが好調時のものになってきた」
エイティーンガール・飯田祐調教師「北海道からいい状態で帰厩。中山がダメなわけではない」
クリノガウディー・藤沢則調教師「すごい動き。右回りも問題なく、昨年より状態はいい」
シヴァージ・野中調教師「最終追いと輸送でちょうどよくなる。中山は差しが決まるイメージ」
ジャンダルム・池江調教師「疲れもなく順調。この距離はコースを問わず走れる。ゲートだけ」
タイセイビジョン・菊本助手「中2週なのでしまいだけ。この距離ではしっかり脚を使える」
ダノンスマッシュ・安田隆調教師「1週前にある程度の負荷をかけているので、今週はソッとやった。デキはいい」
ビアンフェ・中竹調教師「精神面は勝ったときより良くなっている。このコースは問題ない」
ファストフォース・下川助手「追い切りの動きは良かった。あとは目に見えない疲れがどうか」
ミッキーブリランテ・和田竜騎手「このひと追いで良くなる。2走前のように闘志を出せば」
メイケイエール・武英調教師「身体能力はすごいものがある。前半の20秒ほどを我慢できれば」
ラヴィングアンサー・石坂公調教師「追い切りで集中させることができた。ここでも楽しみ」
レシステンシア・松下調教師「直線の急坂は阪神で経験済み。状態がすごくいいので楽しみだ」
ロードアクア・田中健騎手「元気はいい。勝ったときのように、しぶとい脚を使えれば」(夕刊フジ)
★スプリンターズSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2011年以降(新潟開催の2014年を除く)の1~3着馬の馬齢をみると、3歳から7歳の範囲で収まっている。ただし、3歳の好走は牝馬のみ。6歳以上の2着連対圏入りは、近2走内にG1またはG2での優勝歴を持つ馬に限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
①シヴァージ ③ラヴィングアンサー ④ピクシーナイト ⑪ジャンダルム ⑯モズスーパーフレア
2011年以降(新潟開催を除く)の性別成績は、牡【6.5.4.69】、牝【3.4.5.35】、せん【0.0.0.11】。出頭頭数の違いがあるとはいえ、せん馬は傾向的に推奨しづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
⑧ビアンフェ
前走の着順については1600m戦なら不問、1200m戦の場合は4着以内がひとつの目安。2011年以降(新潟開催を除く)、この2パターン以外のステップで臨んだ馬は、ことごとく3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
①シヴァージ ②ミッキーブリランテ ③ラヴィングアンサー ⑥メイケイエール ⑦タイセイビジョン ⑬アウィルアウェイ ⑭ダノンスマッシュ ⑮ロードアクア
2011年以降(新潟開催を除く)の2着以内馬延べ18頭には、いずれも近3走内に2着以内の連対経験があった。2着連対圏から遠ざかっている馬は強調しづらい。
(減点対象馬)
②ミッキーブリランテ ⑦タイセイビジョン ⑬アウィルアウェイ ⑯モズスーパーフレア
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昨年の当欄の見出しは「人気のグランアレグリアとダノンスマッシュを素直に信頼!」で、見事にワンツー決着。さらに、10番人気で3着に激走したアウィルアウェイを相手候補にしっかり指名していた。まさにパーフェクト的中。今年も昨年の再現を目指しつつ、同じようなアプローチで攻略していきたい。
時に大波乱の起こるレースだが、絶対的な存在がいる場合はオッズが低くても逆らうべきではないレースで、「U指数102以上」が軸馬を選択するひとつの基準になる(昨年は1、2着馬の2頭のみが該当)。今年、この条件を満たすのは1位⑫レシステンシア(103.1)、2位⑭ダノンスマッシュ(102.9)、3位④ピクシーナイト(102.0)の3頭。いずれも上位人気が予想される面々なので、堂々の軸馬候補となる。総崩れはまずないと考えていいだろう。
リピーターの多いレースでもあるので、4頭目の注目馬として2019年2着の実績を持つ9位⑯モズスーパーフレア(98.4)の名前を挙げておく。大外枠から包まれることなく楽にハナを奪えれば、持ち前のスピードを活かした逃走劇が見られるかもしれない。
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昨年はディープインパクト産駒の1番人気グランアレグリアが大外から他馬を一掃する差し脚を披露して快勝。自身の刻んだラップは前半34秒7-後半33秒6(1分08秒3)の後傾ラップとなるが、上がり3F最速となる末脚を駆使した馬がスプリンターズSを勝つのは03年デュランダル以来17年ぶりのことだった。なお、同馬の勝利によってディープインパクト産駒はスプリントG1初制覇も達成している。
近年のスプリンターズSは差し馬が幅を利かせる傾向にあり、先行して押し切った馬となると10年ウルトラファンタジーが最後。昨年のグランアレグリア然り、サンデーサイレンスの直系やサンデーサイレンスを内包する馬の活躍が以前より目立つことも、そういった展開面でのアドバンテージに起因するところが少なからずありそうだ。
ジャンダルムは、父Kitten’s Joy×母ビリーヴ(母の父サンデーサイレンス)。ファリダットやフィドゥーシアの半弟で、母ビリーヴは02年スプリンターズSや03年高松宮記念を制したスプリンター。本馬は初めての芝1200m戦となった3走前の春雷Sが堂々たる勝ちっぷり。直近2走の重賞も出遅れが響いて力を出し切れていないことを思えば負けて強しと言える内容だろう。なお、母はサンデーサイレンス産駒として初めてスプリントG1を制した馬でもあり、近年のレースイメージからも評価しやすい血統背景の持ち主となる。
ピクシーナイトは、父モーリス×母ピクシーホロウ(母の父キングヘイロー)。ダノンカモンやウキヨノカゼ、クィーンズバーンが出たシンコウエンジェルに遡る牝系。本馬は母の父キングヘイロー、2代母の父サクラバクシンオーと母系にスプリントG1を制した名馬の血を引くが、そもそも短距離での活躍が目立つファミリーの出身でもある。なお、近親ウキヨノカゼは15年スプリンターズSで3着の実績を持つ。大舞台に強いRobertoの直系ということもあり、07年アストンマーチャン以来となる3歳馬の勝利も視野に入る。
ダノンスマッシュは、父ロードカナロア×母スピニングワイルドキャット(母の父ハードスパン)。War Chantの甥にあたる血統で、2代母Hollywood Wildcatは93年BCディスタフ-米G1など重賞5勝(うちG1を3勝)。本馬は19年3着、20年2着と2年連続でスプリンターズSを好走しており、中山芝1200mは20年オーシャンS勝ちの実績も持つ。5歳12月に宿願となっていたG1制覇を香港スプリントで飾ると、勢いそのままに年明け緒戦の高松宮記念も勝利。休み明けを苦にしない、むしろ間隔をあけたほうが好走している節もあるため、今年は過去2年と違った臨戦過程にも算段がありそう。
編集部(以下、編) さぁ、秋G1シリーズ開幕戦のスプリンターズSです。新良さんは常々、予想をするうえでは未勝利もG1も同じと仰っていますが、それでもファンにとっては特別なレース。いつも以上に気合いが入ります。
新良(以下、新) そうですよね。予想にかける時間や意気込みはほかのレースと変わりませんが、なんとか的中に結びつけられる情報を提供できるように最善を尽くします。
編 期待しております。今年は活きの良い3歳馬からG1実績のあるベテランまで、好メンバーが揃いました。G1ということもあり継続騎乗は多いですが、そのなかで注目できる乗り替わりはありますか?
新 人気サイドになってしまいますが、モレイラ騎手から川田将雅騎手に乗り替わる⑭ダノンスマッシュに期待しています。
編 これは戦略的な乗り替わりではなく、海外遠征帰りで主戦騎手に手綱が戻った格好ですよね。
新 そうなんですが、ただ主戦の川田騎手が乗るから買いというのではなく、推奨できる根拠はほかにもちゃんとあります。
編 そのあたりをぜひお聞かせください。
新 なにより強調できるのは、川田騎手の中山芝1200m実績ですね。
編 関西所属の騎手ですので、騎乗機会が多い印象はありませんが……。
新 ご指摘の通り、騎乗数自体が多いわけではありません。でもそのなかで、非常に優秀な成績を記録しているんです。
編 その具体的な内容が気になります。
新 近年のコース勝率を見ると、2017~2019年が22.2%、2020年以降が25.0%と高値安定。重賞に限定するとさらに堅実さが増し、3年前にこのレースをファインニードルで制して以降は、一度も馬券圏外に敗れていません。
編 それはすごいですね。ダノンスマッシュとのコンビでは、一昨年が3着、昨年が2着ですし。
新 川田騎手には、ダッシャーゴーゴーとのコンビでハナ差2着に入線するも、4着に降着してしまった過去(2010年)があります。まさに因縁のレースなわけですが、もう悪いイメージは持っていないはずです。
編 ダッシャーゴーゴーといえば、ダノンスマッシュと同じ安田隆行厩舎の管理馬。そのあたりにも、縁というか、因縁めいたものを感じます。
新 川田騎手は2011年の高松宮記念でもダッシャーゴーゴーに騎乗し、今度は4位入線11着降着と、G1で連続してやらかしてしまいました。安田厩舎には、けっこう迷惑を掛けちゃっているんですよね。
編 それだけに、借りを返そうという思いも強いのではと。
新 それはあるでしょうね。今年の高松宮記念はダノンスマッシュとのコンビで制し、半分借りを返しました。
編 もう半分は、このスプリンターズSですね。
新 はい。安田調教師の定年も近づいてきましたし、2年続けてあと一歩という結果でしたので、期する思いは当然強いでしょう。
編 川田騎手の渾身の騎乗が見られそうですね。
新 おそらく、勝つことしか考えていないと思います。
編 ダノンスマッシュは海外遠征帰りで久々の競馬になりますが、そのあたりは問題なさそうですか?
新 問題ないどころか、むしろこのローテはプラスに働くとみています。間隔を詰めて使うとダメな馬で、休み明けのときにベストパフォーマンスを発揮するタイプですからね。
編 状態面に不安なしと。
新 前哨戦を使わなかったことを嫌う方も少なからずいると思いますが、ダノンスマッシュにとってはこれがベストなんです。
編 スプリントG1の春秋連覇達成もありそうですね。
新 可能性は高いと思います。馬券はアタマで狙っていきましょう!
後世に語り継がれる“伝説の一戦”や“衝撃の一戦”には枚挙に暇がなく、日本競馬史上最強スプリンターと並び称されるサクラバクシンオーとロードカナロアが、いずれも圧倒的な強さで連覇(前者が第27~28回、後者が第46~47回)。1998年の第32回は、引退レースとしてこのレースに臨み、誰もが勝利を信じて疑わなかった単勝1.1倍のタイキシャトルがよもやの3着に敗れ、競馬界に衝撃が走った。2000年の第34回は逃げ馬と並走していたダイタクヤマトが4コーナー早め先頭で押し切り、16頭立ての最低人気、単勝257.5倍での勝利に場内が騒然。2005年の第39回は、当時の世界最強スプリンター・サイレントウィットネス(香港)が噂に違わぬ異次元の強さを見せつけ、ファンの喝采と溜息を誘った。
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