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ここ数年の有馬記念は、ディープインパクトやダイワスカーレットといった規格外のスーパーホースの影響で、予想の基本セオリーがいまいち通用しないレースが続いている。セオリーなど時代とともに変わるものだよ、という意見はごもっとも。ただ、絶対的な本命馬が見当たらず、人気が割れるであろう今年は、かつての基本セオリーどおりに決まるのではないか、という予感がする。
有馬記念は先行勢に有利なレース。スターロッチ、カブトシロー、ストロングエイト&ニットウチドリ、メジロパーマー、タップダンスシチー、マツリダゴッホなど、印象的な波乱決着の多くは逃げ・先行馬が主役となってきた。中山芝2500mはトリッキーなコースでまぎれがある。直線は短く、少々ペースが速くとも先に行った馬が粘ってしまう。この傾向は昔から通奏低音のように有馬記念というレースを演出している。先に行って流れに乗れる馬、あるいは中山コースの鬼は、近走の成績にかかわらずマークしたほうがいい。
05、06年のディープインパクトは、別格の能力を持っていたので後ろから行っても連を確保することができた。ただ、05年はルメール騎乗で先行策に切り替えたハーツクライをとらえきれず2着に敗れている。有馬記念における後方待機策は、ディープインパクトでさえ取りこぼしてしまうリスクがあるのだ。
08年の2着馬アドマイヤモナークは、最終コーナー11番手から2着に突っ込んだ。逃げ切ったダイワスカーレットが強すぎ、これを追いかけた好位勢が全滅したため、後方で別のレースをしていたアドマイヤモナークが間に合った。強い逃げ馬が強い勝ち方をしたときに起こる稀なケースだ。
今年は、平均よりやや速めの淀みないペースで展開することが予想される。普通に考えればハイペース想定だが、だれもがそう考えるので思ったほどペースは上がらないだろう。平均よりやや速めで、馬群は縦長。こうしたタフなレースでは瞬発力は必要ない。好位追走のバテないタイプが台頭する。
そこで重要になるのが血統だ。ハイペースの力の勝負となった場合、スタミナと持続力がモノをいう。リボー、サドラーズウェルズ、ロベルトといった血が頼りになる。トニービン、ヴェイグリーノーブル、シアトルスルーあたりでもいい。昨年の2着馬アドマイヤモナークは、サドラーズウェルズ、リボー、トニービンを持っていた。戦績からはとても狙えない馬だったが、血統だけを見れば最も有馬記念向きといえる馬だった。
注意したいのは、ステイヤー血統でもダンスインザダーク産駒が不振であること。有馬記念に過去10回出走して一度も3着以内に入ったことがない。細身でトモに力のあるタイプではないので、直線が平坦な京都、新潟、小倉あたりでは強いが、急坂がある中山ではイマイチという傾向が出ている。菊花賞馬スリーロールスは、母の父が有馬記念の鬼ブライアンズタイムなので、この部分でどれだけ父の弱さを補えるかだろう。
最後に、1番人気が予想されるブエナビスタ。この馬の扱いをどうするかで馬券の帰趨は7割方決まる。ここ2年、ダイワスカーレットが連対したが、有馬記念は基本的に牝馬と相性がよくない。これまでのような後方からマクるスタイルは有馬記念では厳しく、横山典弘騎手に手替わりしたことで先に行くとすれば、淀みない流れが予想されるだけに脚を失う危険性がある。能力の高さは明らかだがそれほど簡単ではないだろう。
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