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オルフェーヴルとソレミアの再戦が注目されるジャパンカップ。三冠牝馬ジェンティルドンナにダービー&天皇賞2着のフェノーメノ、さらに実績十分の古馬勢と、非常に楽しみなメンバーが揃いました。能力だけならオルフェーヴルかもしれませんが、ご存じのように「まともに走ってくれるどうか」わからない馬なので、馬券上の扱いが悩ましいところですね。仮に軸として信頼しても、相手選びが……。先週のマイルCSに続き、難解な一戦と言っていいでしょう。
今週登場してもらう公認プロは3人。皆さん、ジャパンカップ予想に関して文句なしの過去実績を持っています。いったいどんな点を重視すれば的中に結びつくのか? その極意の一部を披露してもらいましょう。軸馬選び、穴馬選びの参考にしてください。
①いつも外国馬をどのように評価しているか
②今年のジャパンカップの馬券攻略上のポイント
③注目馬・推奨馬(できれば穴馬)
以上3つのポイントに鋭く迫ります!
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ろいす
①近年の日本馬のレベルを考えると外国馬は基本的に全消しです。比較的実績が劣るため人気薄になっていて、なおかつ日本で実績のある血統の馬がいる場合は穴として多少期待する程度ですね。今年の外国馬ではジャッカルベリーが最先着するのではないかと予想していますが、掲示板は日本馬が独占すると思います。
②JCは天皇賞(秋)と同じ東京で距離も400mしか変わらないため求められる適性が近く、1カ月程度しか間隔があかないこともあって状態面も大きな変動は少ないということが大きなポイントとしてあげられます。つまり、天皇賞上位馬が順当に好走しやすいレースということです。今年も天皇賞の上位馬にオルフェーヴルとジェンティルドンナを加えた、人気上位馬での順当な結果となるでしょう。穴馬を見つけるよりも、人気馬のなかでいかに買い方を工夫するかが重要になってきます。
③基本的に人気上位馬の争いだと思っていますが、人気薄のなかであえて注目馬をあげるとすればジャガーメイルでしょうか。
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伊吹雅也
①そもそも、外国調教馬は2003年以降[1-0-1-44](複勝率4.3%)、2007年以降[0-0-0-24](複勝率0.0%)。現在のジャパンカップにおいては「黙って消す」「来られたら諦める」という方針で臨むくらいがちょうどいいのではないかと思います。2002年のジャパンカップ(1着ファルブラヴ、2着サラファン)が会心の予想だったこともあり、個人的には「外国調教馬で穴馬券を獲る快感」をもう少し味わいたいのですが……。
なお、2002年以降に3着以内となった外国調教馬4頭は、いずれも同年のGⅠで優勝経験のある馬でした。出走を予定している外国調教馬5頭中、ソレミアを除く4頭は今年のGⅠを勝っていない馬。好走できる可能性はかなり低いと見るべきでしょう。また、火曜公開のウマニティ限定コラム『伊吹雅也の週末メイン「1点」分析』(http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=3474)でも指摘した通り、フランス調教馬は2002年以降[0-0-0-14](複勝率0.0%)。この傾向を重く見るならば、ソレミアも高く評価するわけにはいきません。
ちなみに、ジャパンカップ以外のレースを含めても、JRAのレースに出走したフランス調教馬は2002年以降[0-0-3-35](複勝率7.9%)と連対例がありません。私は以前から事あるごとに主張しているのですが、現在のフランス競馬って日本競馬とは真逆と言っていいくらい異なる資質を問われていると思うんですよね。もちろん、欧州と日本なのである程度の差が出るのは当然なんですけど、ほかの欧州各国と比べてもフランス調教馬の成績が一枚落ちるのは興味深いところです。日本調教馬がなかなか凱旋門賞を勝てないのも、日本の競馬がガラパゴス化しているからではなく、フランスの競馬が(ほかの欧州各国と比べて)ガラパゴス化しているからなんじゃないか――とすら感じます。ソレミアにあっさりと勝たれたら見解を修正するつもりですが、どうなりますかね。
②ジャパンカップは前走で菊花賞や天皇賞(秋)に出走していた馬が強いレースです。とくに前走が菊花賞か天皇賞(秋)、かつその前走で4着以内だった日本調教馬は2002年以降[4-8-6-15](複勝率54.5%)と安定しています。今年は前走で菊花賞に出走していた馬こそいませんが、天皇賞(秋)の1~4着馬がそろって出走します。これはグレード制導入後(1984年以降)初めてのケースです。オルフェーヴルのデキやジェンティルドンナのポテンシャルも気になるところですが、まずは天皇賞(秋)組の取捨を正確にジャッジすることが的中への第一歩になると思います。
③2003年以降は11~18番枠の馬が[2-3-0-55](複勝率8.3%)といまひとつです。人気の中心になりそうな馬の大部分が外めの枠を引いたので、内めの枠に入った実績馬、具体的に言うとビートブラックやジャガーメイルの食い込みは警戒しておくべきでしょう。ただ、ある程度は点数を絞らないと的中時に利益の出ないメンバー構成なので、この2頭を押さえるかどうかは前日発売のオッズを見て判断するつもりです。本線と見ている組番がどれくらいの配当になるかを見極めたうえで、余裕があれば印を回したいと思います。
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河内一秀
①外国馬に関しては、新馬(初出走馬)と同様に戦歴が存在しないので、結果を元に予想指数を算出することができません。そこで、過去の外国馬が記録した結果指数を基準に、騎手・調教師・馬主・生産者の実績を加味したものを予想指数(の代替)としています。
②今年に限らず、日本馬と外国馬の比較が最初のポイントになります。すでに述べたように、外国馬に関しては各出走馬個体の評価ではなく、過去の外国馬の実績を評価基準としています。つまり、元も子もない言い方をすれば、各馬の絶対的な能力は走ってみないとわからないということです。となると、日本馬の絶対的な能力を正確に評価することが重要になってきます。日本馬のレベルが高く、外国馬の出番がないとなれば、実質的に日本馬のみ10頭立て程度のレースになるし、逆であれば外国馬が食い込む余地が出てくるということです。ちなみに、コンデュイットが4着に食い込んだ2009年は、ウオッカ以外の日本馬のレベルが低い年でした。
③今年は、主力の天皇賞組が順調に駒を進めてきているうえに、菊花賞や別路線からの有力な出走馬もいないので、堅く収まる可能性が高いですが、あえてピックアップするなら、ダークシャドウでしょう。距離実績が乏しいので、天皇賞組のなかでは、人気の盲点になるかもしれません。瞬発力が不足しているので、よどみがない流れになりやすい1800~2000mに実績が偏っていますが、決してスタミナが足りないわけではないので、距離延長も克服できるとみています。
皆さん、ご丁寧にありがとうございました。3者に共通しているのは、基本的に外国馬は軽視というスタンスですね。今年の日本馬のレベルは非常に高いので、例年通り厳しいムードが漂っている感は否めません。果たして、順当に収まるのか。それとも、アッと驚く結末はあるのか。日曜日の発走時刻を楽しみに待ちたいと思います。今回登場してくれた公認プロの最終結論を知りたい方は、レース当日の「プロ予想MAX」をチェックしてください!
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