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【ヴィクトリア】統一女王だ!ショウナンパンドラ

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 底力で未勝利のマイルも克服! ショウナンパンドラが統一女王の座に就く。

 GI牝馬7頭がズラリ顔をそろえたが、実績ならパンドラがNo.1だ。ジャパンCで牡馬を一刀両断。ウオッカブエナビスタジェンティルドンナと続いてきた大和撫子Vの系譜に名を連ねた。ちなみにOG3頭はJC制覇後、牝馬限定戦には不参戦。高野調教師が、「(牝馬相手に)負けられない気持ちはある」と語るのも当然だろう。

 それが断然人気といかないのは、マイル2戦で未勝利というファクターに尽きる。だが、内容を精査すると悲観する必要はまったくない。

 エルフィンSは重馬場のスローで、4角1&2番手が1&3着に残る展開。4角7番手から断然の上がり3F34秒0で2着に突っ込んでいれば上々だ。昨年のヴィクトリアM8着は「道悪の産経大阪杯を使ったダメージが残り上昇に時間がかかった」。それが今年は状況が一変し、「同じローテでもすぐに乗り出せたしイメージどおり」。トレーナーの証言は調教過程からも裏付けられる。

 昨年は大阪杯後の初時計(坂路4F56秒4)が4月26日。ところが今年は4月14日に早々と62秒3をマークし、20日には55秒0! はるかに順調にきていることは一目瞭然だ。昨年より大幅にパフォーマンスを上げてくることは間違いない。

 外めの〔7〕枠(15)番になったが、実はジャパンCと同じラッキーナンバー。当時もイン有利な馬場状態を、池添騎手と一体となって克服した。

 「前走は次がマイルと決まっていたので前のポジションを取って、上手に折り合った。充実していい感じだし、馬場が良ければ力は出せる」とケンイチ。今春のGIで2着3回(桜花賞シンハライト、天皇賞カレンミロティックNHKマイルロードクエスト)のうっぷんを晴らし、武豊、蛯名騎手に続く史上3人目の牝馬GI完全制覇を達成するときがきた。

 東京らしい“力と力の勝負”と読めば、相手は昨年の2冠牝馬ミッキークイーン。“究極の3連単”は1着にパンドラを固定、2、3着にミッキーを置いた12点で勝負だ。

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