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*過去10年が対象
◆オープン実績 連対20頭中17頭が2勝以上で、うち13頭に重賞かオープン特別勝ちの実績があった。1着馬は10頭中9頭が重賞優勝馬。例外は05年ディープインパクトのみで、同馬もオープンの若駒S勝ちがあった。オープン実績は重要だ。
◆芝千八以上でV 15頭に芝1800メートル以上でV歴があり、残る5頭中4頭に芝マイルでV歴。また、20頭中13頭に芝1800メートル以上のオープンクラスで3着以内の実績。少なくともマイル実績は必要で、1800メートル以上での実績が望ましい。
◆安定感必要 18頭がデビューから掲示板を外したことがなかった。例外の2頭、06年グロリアスウィーク、08年ブラックシェルはともに2着まで。また、19頭が連対率60%以上で、例外のグロリアスウィークも50%だった。大敗経験のある馬や連対率が低い馬は割り引きが必要。
◆前走4着以内 13頭が前走1着で、残る7頭中4頭は朝日杯FSで4着以内。例外3頭はいずれも重賞3着以内かオープン特別勝ちがあった。前走GIなら4着以内、それ以外ならVが理想。
◆キャリア3戦以上 3戦が最多7連対で、18頭が3戦以上経験。05年1着ディープインパクト(2戦)、07年2着ココナッツパンチ(1戦)の例もあるが、2戦以下ではやや厳しい。
◆結論◆
トップ評価は、前走で同舞台の京成杯を制したベストディール。4戦3勝で、唯一負けた1戦もハイレベルだった札幌2歳S4着であり、信頼性は非常に高い。ラジオNIKKEI杯2歳Sの覇者アダムスピークは、キャリア2戦という点で割り引いたが、実績は申し分ない。こちらも当然争覇圏内だ。オープンの京都2歳S勝ちがあるトリップ、同いちょうS勝ちがあるアーデントにも注目したい。 (データ室)
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