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【阪急杯】遅咲き7歳、トーキングドラムが重賞初挑戦V

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【阪急杯】遅咲き7歳、トーキングドラムが重賞初挑戦V

 第61回阪急杯(26日、阪神11R、GIII、4歳上オープン国際(指)、別定、芝・内1400メートル、1着本賞金4100万円、1着馬に高松宮記念の優先出走権 =出走12頭)幸英明騎乗で7番人気の伏兵トーキングドラムが直線で最内から鋭く差し切り、重賞初制覇を果たした。優先出走権を獲得した高松宮記念(3月26日、中京、GI、芝1200メートル)への出否は未定。タイム1分21秒4(良)。頭差の2着は4番人気ヒルノデイバロー。3着にはしんがり12番人気のナガラオリオンが入り、3連単は248万円台の大波乱となった。

 底冷えする仁川の舞台で、7番人気の関東馬トーキングドラムがファンを驚かせた。会心のイン強襲劇で大波乱を演出。幸騎手の表情が緩んだ。

 「瞬発力があるのは分かっていたし、前走の洛陽Sで少し仕掛けが早くなったので、そのへんを踏まえて乗りました。直線は狭いところからしっかり伸びてくれました」

 道中はインで脚をためて運び、直線もそのまま最内へ。わずか1頭分の狭いスペースをグイグイと伸び、ヒルノデイバローの猛追をアタマ差しのいでゴール。7歳にして初の重賞挑戦で、栄光を勝ち取った。

 ヌーヴォレコルト中山記念に出走するため、中山競馬場で観戦した斎藤誠調教師は、「抜け出すときのスピードがすごかったね。ボーンシスト(骨の発育不良による骨病変)で、2年ほど休んでいた馬なので感慨深い」と喜びを表した。

 優先出走権を得た高松宮記念への出否は流動的だ。「1200メートルはちょっと忙しい気もする。様子を見て考えます」とトレーナーは明言を避けたが、7歳馬ながらキャリアはまだ21戦。長い休養を乗り越えて本格化したトーキングドラムの未来は明るい。 (片山和広)

★26日阪神11R「阪急杯」の着順&払戻金はこちら

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