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【スプリングS】血統診断

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 過去10年の優勝馬10頭のうち、8頭の父か母の父がサンデーサイレンス系。皐月賞への最重要ステップといえる一戦で、クラシック適性や底力にも注目が必要だ。

 京成杯の勝ち馬フェイムゲームを最上位にみる。半兄バランスオブゲーム(父フサイチコンコルド)は、同じ舞台で行われる中山記念を連覇するなど中山でGII5勝。父ハーツクライ有馬記念を勝っているように中山と好相性で、舞台適性は抜群と言っていい。成長力にも優れ、重賞連勝は十分に可能だ。

 2歳王者ロゴタイプは、父が中山記念2勝のローエングリンで、舞台適性ならこちらもヒケを取らない。祖母スターバレリーナローズSの勝ち馬で、母系は3歳重賞に強い。柔軟性があり、1800メートルでも力を発揮できる。

 アクションスターの父は、昨年の勝ち馬グランデッツァを出したアグネスタキオン。母レディオブヴェニスは米GIIキャッシュコールマイルの優勝馬で、母系はスピード豊か。1ハロン短縮で、より高いパフォーマンスが期待できる。

 ヘルデンテノールは、半兄が阪神C連覇など重賞4勝のサンカルロ(父シンボリクリスエス)。父がディープインパクトに替わったことで、2009年4着だった兄よりも距離適性の幅は広い。

 同じディープ産駒のアドマイヤオウジャは、母シーズオールエルティッシュが米3歳GIIの勝ち馬で、その父エルティッシュは米2歳GIブリーダーズCジュベナイルの2着馬。2、3歳戦向きで、パワーも兼備。距離短縮は歓迎で、中山に替わるのもいい。

 ステイゴールド産駒のシンネンは伯父にダービー馬ジャングルポケットがおり、底力十分で成長力にも富む。軌道に乗った今なら、重賞で通用して不思議はない。

 SSの血を持たない馬の中では、バゴ産駒のマンボネフュー。伯父に大種牡馬キングマンボがいるなど母系は超一流で、パワーと底力を問われるレースなら巻き返しがあっていい。(血統取材班)

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