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【レパードS】血統診断

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 過去3年の勝ち馬の父はワイルドラッシュ、フジキセキディープインパクトと、いずれもGI馬を出している種牡馬。ハイレベルの一戦だけに、質の高さが問われる。また、夏場の乾いたダートでパワーはもちろん必要ながら、なおかつ速い時計にも対応できるタイプに注目したい。

 満点評価はダノンゴールドとした。父ゴールドアリュールはスピードの持続力とパワーに優れ、成長力も豊富。スマートファルコンエスポワールシチー(ともにダートGI6勝)を出すなど、サンデーサイレンスの後継種牡馬としての地位を確立しており、ダートでの活躍は顕著だ。近親に高松宮記念の勝ち馬キングヘイローがおり、母系の質も高い。

 スターバリオンは母の父がサクラバクシンオー。実際に昨年8月の未勝利戦(札幌ダ1700メートル)で2歳コースレコード勝ちがあるように、スピード決着は歓迎だ。

 イジゲンの父エンパイアメーカーは米GIベルモントS(ダ2400メートル)の優勝馬。今年、中山金杯、中山記念と重賞を連勝したフェデラリストを筆頭に、JRA現役の産駒8頭すべてが2勝以上を挙げており、日本の馬場への適性が高い。パワーが豊富で勝負強く、一族にスピードワールド安田記念3着)がいる母系から、速い時計にも対応可能だ。

 フリートストリートは父がケンタッキーダービー馬のストリートセンスで、母の父がドバイワールドC、ジャパンCの優勝馬シングスピール。軽いダートでスピードを生かす競馬が合っており、地方の深い砂より中央のダートが合う。大井からのコース替わりと1ハロンの距離短縮で、一変の可能性は十分にある。

 ホッコータルマエの父キングカメハメハは昨年、一昨年のJRAリーディングサイアーで、今年のジャパンダートダービーを制したハタノヴァンクールなどダート巧者も多数出している。母の父が1994年にBCスプリントを制したチェロキーランで、スピード型。こちらも距離短縮でパフォーマンスを上げてきそうだ。

 アドマイヤレイダイワメジャー×キングマンボで、近親にクロフネがいる優秀な母系。強調材料は豊富で、大物の雰囲気が漂う。 (血統取材班)

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