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牝馬3冠最終戦・秋華賞の出走馬が15日、確定した。ローズS5着のクラヴァシュドール(栗東・中内田厩舎、牝)に騎乗するミルコ・デムーロ騎手(41)=栗東・フリー=が、ラスト1冠奪取に意欲満々。まだ1勝馬ながら、今春からコンビを組むパートナーへの信頼は厚い。初の無敗での牝馬3冠を狙うデアリングタクトを撃破し、ジョッキーで史上4人目となるJRA3歳GI完全制覇の偉業を成し遂げる。
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牝馬3冠皆勤のクラヴァシュドールで、ラストチャンスをつかみ取る。歴代2位のJRA・GI32勝を誇るM・デムーロ騎手は、打倒デアリングタクトに闘志を燃やす。
「デアリングタクトは化け物だけど、勝つイメージはもちろんあります。真面目でいつも頑張ってくれる。4走前から乗っていてまだ勝てていないから、勝ちたいね」
今春の牝馬クラシックは桜花賞4着、オークス15着。重賞2着2回、GI・阪神JF3着の実績はあるが、まだ1勝馬で、2冠女王に大きく水をあけられた。それでも「桜花賞は3、4コーナーで位置が悪くなった。オークスはイレ込んで少し距離も長かった」と敗因を挙げ、ファイティングポーズは崩さない。
秋初戦のローズSは5着も、鞍上は収穫面を強調する。「直線を向いたときは勝てると思ったけど、久しぶりだったぶん坂で少し止まった。でも、いい感じで成長して体が増えた。どんどん良くなっているよ」。この中間も落ち着きがあり、14日は栗東CWコースで6ハロン85秒5-11秒7と鋭い伸び脚を披露。1度使った上積みは十分だ。
器用に立ち回れるタイプで、京都芝内回り2000メートルへのコース替わりは歓迎だ。「マイルは少し忙しくて、2000メートルが一番合っている。フラットなコースもいい」。また、11日から競馬場の観客入場が再開され、気合も入る。「少しずつお客さんが入って、目の前で勝てるのはうれしいね」と、人馬とも力を発揮できる舞台は整った。
JRA・GI3勝を挙げる弟のC・デムーロ騎手が、4日の仏GI・凱旋門賞をソットサスで初優勝。断然人気の歴史的名牝エネイブルを倒し、9月6日に死去した父ジョバンニさんへ弔い星を送った。今度は、「クリスチャンが勝ったのは最高」と喜ぶ兄が、無敗の2冠牝馬を倒して女王の座に導く番だ。
今回勝てば、騎手としてJRA3歳GI完全制覇。武豊、ルメール、福永騎手と、過去3人しか達成していない快挙達成となる。9番人気のラウダシオンで今春のNHKマイルCを制したように、再び伏兵での大金星で観衆をあっといわせるつもりだ。(川端亮平)
★3歳GI完全制覇は3人が達成…M・デムーロ騎手は現在、JRA・GI通算32勝をマークしており、77勝の武豊騎手に次ぐ2位と大舞台に強いジョッキーだ。この秋華賞を勝てば、武豊、ルメール、福永騎手に続き、史上4人目のJRA3歳GI完全制覇。また、3歳限定で唯一の交流GI・ジャパンダートダービーを含めると、武豊、ルメール騎手に続く3人目の達成となる。
★秋華賞の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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