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【中山GJ】レース展望

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【中山GJ】レース展望

 中山では土曜メインに上半期の障害王決定戦・中山グランドジャンプ(18日、J・GI、芝4250メートル)が行われる。

 主役は今年もオジュウチョウサン(美浦・和田正一郎厩舎、牡9歳)だ。昨年の中山グランドジャンプでJRA史上初の同一重賞4連覇。道中で他馬と接触するなど厳しい競馬を強いられながらも中山大障害を含めてJ・GI6連勝を飾り、最強ジャンパーの地力を見せつけた。

 再び平地に参戦した昨秋の3戦はステイヤーズSの6着が最高の結果だったが、障害に専念することになった今年の初戦、前走の阪神スプリングジャンプが圧巻の内容。昨年の中山大障害を制したシングンマイケルに9馬身差をつけるとともに、19年ぶりにコースレコードを更新し、自身が持つ障害重賞連勝記録を「12」に伸ばした。中間も順調に調整が進み、1週前追い切りに騎乗した石神騎手は「目標を前にしっかり動けた。みんなが元気になれるようなオジュウの姿を見せられれば」と意気込む。5連覇の大偉業へ、突き進むのみだ。

 逆転の可能性があるなら、やはりシングンマイケル(美浦・大江原哲厩舎、セン6歳)だろう。前走の阪神SJではオジュウに水をあけられたが、絶対王者と初対戦でしっかり2着を確保して地力の高さを見せた。重賞は1、1、1、2着。昨年の最優秀障害馬として、真っ向勝負で牙城を崩しにいく。

 メイショウダッサイ(栗東・飯田祐史厩舎、牡7歳)は、一昨年夏に障害初Vを飾ると、昨年の小倉サマージャンプ制覇を含めて10戦続けて馬券圏内に入る走りを見せている。J・GI初挑戦だった2走前の中山大障害でも3着に好走。前走のペガサスジャンプSを7馬身差で圧勝し、ビッグタイトル奪取を狙う。

 昨年の中山大障害2着ブライトクォーツ(栗東・荒川義之厩舎、牡6歳)は前走の阪神SJで6着に敗れたが、「勝ち馬を倒すならハナへ行くしかないと決めていました」と西谷騎手が振り返ったように、平地時代も含めて初めて先手を取る競馬で勝ちにいったもの。休み明けでプラス22キロの自身最高馬体重500キロで出走した一戦を叩き、大一番での逆転をもくろむ。

 昨年2着のシンキングダンサー(美浦・武市康男厩舎、牡7歳)、昨秋の障害転戦から【2・1・0・1】のスプリングボックス(栗東・寺島良厩舎、牡6歳)、ペガサスJS2着のメドウラーク(栗東・橋田満厩舎、牡9歳)なども上位争いをする可能性がある。



中山グランドジャンプJの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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ナイス (3)

このニュースへのコメント

TERAMAGAZINE|2020年4月19日 18:57 ナイス! (0)

それなら

グランドナショナル(Grand National)に挑戦して欲しいです。

TERAMAGAZINE|2020年4月13日 22:10 ナイス! (0)

>障害に専念することになった今年

もうドリームは終わりか…

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