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9月8日の中山11Rで行われた第64回京成杯オータムハンデ(3歳以上オープン、GIII、芝・外1600メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=3900万円)は、横山典弘騎手騎乗の4番人気トロワゼトワル(牝4歳、栗東・安田隆行厩舎)が好スタートから後続をハイペースで引き離し、4コーナーを回ってもスピード十分に圧巻の逃げ切り勝ちを収め、1分30秒3(良)のレコードタイムで重賞初制覇に花を添えた。
4馬身差の2着にはディメンシオン(5番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にジャンダルム(10番人気)が続き、1番人気のグルーヴィットは直線伸びず11着に大敗した。
京成杯AHを勝ったトロワゼトワルは、父ロードカナロア、母セコンドピアット、母の父ハーツクライという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は14戦5勝。京成杯AHは、安田隆行調教師は初、横山典弘騎手は1998年シンコウスプレンダ、2001年ゼンノエルシド、11年フィフスペトル、12年レオアクティブに次いで5勝目。
◆横山典弘騎手(1着 トロワゼトワル)「開幕週だし、この馬の持ち味を生かすにはこの乗り方があっていると思ってね。そんなに追って切れるタイプではないし、52キロも効いた。なんといってもデキが良かったから」
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