会員登録はこちら

日本ダービー G1

日程:2023年5月28日()15:40 東京/芝2400m

日本ダービーの歴史と概要

2005年の優勝馬ディープインパクト
2005年の優勝馬ディープインパクト

「競馬の祭典」と称される、日本競馬の頂点に君臨するレースで、その年の3歳ナンバーワンを決める大一番。皐月賞に続く、クラシックの2冠目としても知られる。名馬、名勝負の宝庫であり、そのすべてをわずかなスペースで語り尽くすことはできない。それほど偉大なレースである。過去にはセントライト、シンザン、ミスターシービーシンボリルドルフナリタブライアンディープインパクトオルフェーヴルコントレイルの8頭が、1冠目の皐月賞に続きこのレースを制し、さらには秋の菊花賞にも勝って三冠馬となった。約20万人の大観衆が集まり、場内に「ナカノコール」が響き渡ったアイネスフウジンの第57回(1990年)、名手・柴田政人騎手が19回目の挑戦で涙の戴冠を果たしたウイニングチケットの第60回(1993年)、戦後初めてキャリア3戦目で頂点をきわめたフサイチコンコルドの第63回(1996年)、64年ぶりにして史上3頭目の牝馬による制覇となったウオッカの第74回(2007年)、父ディープインパクト同様に5戦無敗で勝利をつかんだコントレイルの第87回(2020年)など、話題性にあふれる年は枚挙にいとまがない。

▼2007年はウオッカが64年ぶりにして史上3頭目の牝馬による制覇を果たした。

歴代優勝馬

1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。

回数 開催日 優勝馬 性齢 勝ち
タイム
騎手 調教師 レース
結果
第91回
動画
2024年5月26日
東京 芝2400m
日本ダービー2024
ダノンデサイル 牡3 2:24.3 横山典弘 安田翔伍 全着順を
見る
第90回
動画
2023年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー2023
タスティエーラ 牡3 2:25.2 D.レーン 堀宣行 全着順を
見る
第89回
動画
2022年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー2022
ドウデュース 牡3 2:21.9 武豊 友道康夫 全着順を
見る
第88回
動画
2021年5月30日
東京 芝2400m
日本ダービー2021
シャフリヤール 牡3 2:22.5 福永祐一 藤原英昭 全着順を
見る
第87回
動画
2020年5月31日
東京 芝2400m
日本ダービー2020
コントレイル 牡3 2:24.1 福永祐一 矢作芳人 全着順を
見る
第86回
動画
2019年5月26日
東京 芝2400m
日本ダービー2019
ロジャーバローズ 牡3 2:22.6 浜中俊 角居勝彦 全着順を
見る
第85回
動画
2018年5月27日
東京 芝2400m
日本ダービー2018
ワグネリアン 牡3 2:23.6 福永祐一 友道康夫 全着順を
見る
第84回
動画
2017年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー2017
レイデオロ 牡3 2:26.9 C.ルメール 藤沢和雄 全着順を
見る
第83回
動画
2016年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー2016
マカヒキ 牡3 2:24.0 川田将雅 友道康夫 全着順を
見る
第82回
動画
2015年5月31日
東京 芝2400m
日本ダービー2015
ドゥラメンテ 牡3 2:23.2 M.デムーロ 堀宣行 全着順を
見る
第81回
動画
2014年6月1日
東京 芝2400m
日本ダービー2014
ワンアンドオンリー 牡3 2:24.6 横山典弘 橋口弘次 全着順を
見る
第80回
動画
2013年5月26日
東京 芝2400m
日本ダービー2013
キズナ 牡3 2:24.3 武豊 佐々木晶 全着順を
見る
第79回
動画
2012年5月27日
東京 芝2400m
日本ダービー2012
ディープブリランテ 牡3 2:23.8 岩田康誠 矢作芳人 全着順を
見る
第78回
動画
2011年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー2011
オルフェーヴル 牡3 2:30.5 池添謙一 池江泰寿 全着順を
見る
第77回
動画
2010年5月30日
東京 芝2400m
日本ダービー2010
エイシンフラッシュ 牡3 2:26.9 内田博幸 藤原英昭 全着順を
見る
第76回
動画
2009年5月31日
東京 芝2400m
日本ダービー2009
ロジユニヴァース 牡3 2:33.7 横山典弘 萩原清 全着順を
見る
第75回
動画
2008年6月1日
東京 芝2400m
日本ダービー2008
ディープスカイ 牡3 2:26.7 四位洋文 昆貢 全着順を
見る
第74回
動画
2007年5月27日
東京 芝2400m
日本ダービー2007
ウオッカ 牝3 2:24.5 四位洋文 角居勝彦 全着順を
見る
第73回
動画
2006年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー2006
メイショウサムソン 牡3 2:27.9 石橋守 瀬戸口勉 全着順を
見る
第72回
動画
2005年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー2005
ディープインパクト 牡3 2:23.3 武豊 池江泰郎 全着順を
見る
第71回
動画
2004年5月30日
東京 芝2400m
日本ダービー2004
キングカメハメハ 牡3 2:23.3 安藤勝己 松田国英 全着順を
見る
第70回
動画
2003年6月1日
東京 芝2400m
日本ダービー2003
ネオユニヴァース 牡3 2:28.5 M.デムーロ 瀬戸口勉 全着順を
見る
第69回
動画
2002年5月26日
東京 芝2400m
日本ダービー2002
タニノギムレット 牡3 2:26.2 武豊 松田国英 全着順を
見る
第68回
動画
2001年5月27日
東京 芝2400m
日本ダービー2001
ジャングルポケット 牡3 2:27.0 角田晃一 渡辺栄 全着順を
見る
第67回
動画
2000年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー2000
アグネスフライト 牡3 2:26.2 河内洋 長浜博之 全着順を
見る
第66回
動画無し
1999年6月6日
東京 芝2400m
日本ダービー1999
アドマイヤベガ 牡3 2:25.3 武豊 橋田満 全着順を
見る
第65回
動画無し
1998年6月7日
東京 芝2400m
日本ダービー1998
スペシャルウィーク 牡3 2:25.8 武豊 白井寿昭 全着順を
見る
第64回
動画無し
1997年6月1日
東京 芝2400m
日本ダービー1997
サニーブライアン 牡3 2:25.9 大西直宏 中尾銑治 全着順を
見る
第63回
動画無し
1996年6月2日
東京 芝2400m
日本ダービー1996
フサイチコンコルド 牡3 2:26.1 藤田伸二 小林稔 全着順を
見る
第62回
動画無し
1995年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー1995
タヤスツヨシ 牡3 2:27.3 小島貞博 鶴留明雄 全着順を
見る
第61回
動画無し
1994年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー1994
ナリタブライアン 牡3 2:25.7 南井克巳 大久保正 全着順を
見る
第60回
動画無し
1993年5月30日
東京 芝2400m
日本ダービー1993
ウイニングチケット 牡3 2:25.5 柴田政人 伊藤雄二 全着順を
見る
第59回
動画無し
1992年5月31日
東京 芝2400m
日本ダービー1992
ミホノブルボン 牡3 2:27.8 小島貞博 戸山為夫 全着順を
見る
第58回
動画無し
1991年5月26日
東京 芝2400m
日本ダービー1991
トウカイテイオー 牡3 2:25.9 安田隆行 松元省一 全着順を
見る
第57回
動画無し
1990年5月27日
東京 芝2400m
日本ダービー1990
アイネスフウジン 牡3 2:25.3 中野栄治 加藤修甫 全着順を
見る
第56回
動画無し
1989年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー1989
ウィナーズサークル 牡3 2:28.8 郷原洋行 松山康久 全着順を
見る
第55回
動画無し
1988年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー1988
サクラチヨノオー 牡3 2:26.3 小島太 境勝太郎 全着順を
見る
第54回
動画無し
1987年5月31日
東京 芝2400m
日本ダービー1987
メリーナイス 牡3 2:27.8 根本康広 橋本輝雄 全着順を
見る
第53回
動画無し
1986年5月25日
東京 芝2400m
日本ダービー1986
ダイナガリバー 牡3 2:28.9 増沢末夫 松山吉三 全着順を
見る

歴史と位置付け

日本ダービー」の名称で広く親しまれているが、レースの正式名称は「東京優駿」。イギリスの「ダービーステークス」に範をとり、競走体系の確立と競走馬の資質向上を図ることを目的に、4歳(現在の3歳)の牡馬と牝馬による重賞競走として1932年に創設された。創設時の競走名は「東京優駿大競走」で、1938年に「東京優駿競走」、1948年に「優駿競走」と変更が重ねられ、1950年から現行の「東京優駿日本ダービー)」が採用されるようになった。1932~1933年は現在では廃止となった目黒競馬場で開催し、1934年の第3回から府中の東京競馬場に舞台を移転。皐月賞に続くクラシック2冠目に位置付けられており、このレースを最大目標に掲げるホースマンも多い。出走全馬が渾身の仕上げで臨むことから、調子の良さや能力の高さだけでは勝てないとされ、「最も幸運に恵まれた馬が勝つレース」といわれている。もちろん、3歳馬限定戦としては国内最高賞金レースである。2010年から外国調教馬にも門戸が開放されたが、いまだ海を渡って殴り込みをかけてきた海外のライバルは現れていない。

開催時期

第1~6回(1932~1937年)は4月下旬。第7回(1938年)以降は原則として5月下旬~6月上旬に開催されている。なお、第35回(1968年)は東京競馬場のスタンド改修工事にともない7月7日に、第39回(1972年)は馬インフルエンザの流行にともない7月9日に、それぞれ順延して開催された。

競走条件

施行場所:東京芝2400m(左回り)
出走資格:3歳牡馬・牝馬
1着賞金:3億円
負担重量:馬齢重量

その他

各競馬場のスタンドや馬場の改修工事などにより、ほとんどのG1レースは他場で代替開催された事例が存在するが、日本ダービーは必ず東京で開催できるように工事日程が組まれるため、他場で代替開催されたことがない(中山で開催される有馬記念も同様の扱い)。

年表

1932年東京芝2400m、4歳(現在の3歳)牡馬・牝馬、馬齢重量、「東京優駿大競走」として創設
1933年負担重量を定量に変更
1938年競走名を「東京優駿競走」に改称
1944年能力検定競走として実施
1945年第二次世界大戦にともない開催中止(~1946年)
1948年競走名を「優駿競走」に改称
1950年競走名を「東京優駿日本ダービー)」に改称
1968年東京競馬場のスタンド改修工事にともない7月7日に順延
1972年馬インフルエンザの流行にともない7月9日に順延
1984年G1(国内独自)に格付け
1993年「皇太子殿下御成婚奉祝」の副題を付して実施
1995年指定交流競走に指定
2004年キングカメハメハが東京芝2400mのコースレコードを更新
2007年格付け表記をJpn1に変更
2010年国際競走に指定、国際G1に格付け
2020年COVID-19の流行により無観客競馬として開催
2024年負担重量を馬齢重量に変更
会員登録(無料)でできること

今週の重賞レース

2025年1月12日()
フェアリーS  G3
2025年1月13日()
シンザン記念  G3

競馬番組表

2025年1月11日()
1回中山3日目
1回中京3日目
2025年1月12日()
1回中山4日目
1回中京4日目
2025年1月13日()
1回中山5日目
1回中京5日目
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ジャスティンパレス 牡6
78,688万円
2 リバティアイランド 牝5
74,444万円
3 タスティエーラ 牡5
65,898万円
4 レガレイラ 牝4
63,438万円
5 ソウルラッシュ 牡7
60,586万円
6 ナムラクレア 牝6
59,291万円
7 ソールオリエンス 牡5
57,546万円
8 ベラジオオペラ 牡5
52,047万円
9 テーオーロイヤル 牡7
51,827万円
10 ダノンデサイル 牡4
51,249万円
» もっと見る

3歳
1 クロワデュノール 牡3
11,679万円
2 アルマヴェローチェ 牝3
8,560万円
3 アドマイヤズーム 牡3
7,776万円
4 エリキング 牡3
5,662万円
5 ジョバンニ 牡3
5,508万円
6 アルテヴェローチェ 牡3
4,745万円
7 ミュージアムマイル 牡3
4,654万円
8 パンジャタワー 牡3
4,569万円
9 ビップデイジー 牝3
4,442万円
10 ランフォーヴァウ 牝3
4,377万円
» もっと見る