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来年2月いっぱいで定年を迎える池江泰郎調教師(69)=栗東=が、史上4人目となるJRA全10競馬場での重賞Vに挑む。残る福島競馬場に今週、送り込むのはトゥザグローリー。キャリア4戦目のダービーで7着に善戦した実力馬だ。孝行息子がここで重賞初Vを飾り、名伯楽にまたひとつ、新たな勲章をプレゼントする。
JRA重賞67勝、GI17勝を誇る名トレーナーが、ラストイヤーに新たな記録を打ち立てようとしている。それが、JRA全10場での重賞制覇。池江郎調教師が福島競馬場のラジオNIKKEI賞をトゥザグローリーで制すれば、渡辺栄、山内、森調教師に次ぐ史上4人目の快挙となる。
「そうらしいですね。周囲(の人)に言われて気がつきました。自分では意識していなかったけれど」。達成できれば、それはもちろん嬉しいこと。しかし、自身のことよりも「何とか重賞ウイナーの肩書きをつけたいからね」。素質馬のさらなる飛躍のために、タイトルがここで欲しい。
「いずれ厩舎を背負って立つ馬になる。僕が引退する頃にはね」。来年2月いっぱいで引退の池江郎師が、確かな将来を信じて育ててきた。母トゥザヴィクトリーは師が手がけて01年ドバイワールドC2着、エリザベス女王杯Vの名牝。体質がしっかりせず、デビューが今年3月14日と遅れたが、瞬く間に連勝を飾って、3戦目の青葉賞でペルーサの2着に食い込んだ。わずか1カ月半でダービー切符を手にしたのも、血がなせる業だ。
7着に敗れたダービーでも、直線に入って一度は抜け出そうかという勢い。「オッ、と思った」と振り返る池江郎師は「強い相手と戦って、いい経験になったんじゃないかな」。頂点を競う舞台での健闘が、今回につながるとみる。
デビュー戦が542キロだった太めの馬体も、ダービーでは518キロまで絞れた。この中間も順調に調整を積み、2週前追い切りはヒカルアマランサス(牝4OP)、1週前追い切りはヤマニンウイスカー(牡4、1000万下)とポリトラックで併せ馬を消化。ともに1馬身ほど遅れたが、強い古馬を相手にビッシリと追われて、さらなる地力強化を図っている。
「馬体はだいぶ安定してきたし、今ならば小回りにも対応できると思うよ」。体が絞れるにつれてレースでの行きっぷりがよくなっており、トレーナーは小回りの福島にも対応可能とみる。
27日の福島テレビオープンはバトルバニヤン、ニルヴァーナでワンツー。勢いに乗る池江郎師は、全10場重賞制覇を狙う今週の日曜も福島の主役を務める。(下村静史)
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