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ディープインパクトで歓喜のダービー初制覇から5年。来年2月一杯で定年の池江泰郎調教師(69)=栗東=が、最後のダービーを迎える。今年はディープの甥リルダヴァルと、トゥザヴィクトリーの子供トゥザグローリーという厩舎ゆかりの血統の2頭出し。渾身の仕上げで3歳最高峰レースに臨む。
出走予定馬へ
このダービーに賭ける思いは誰よりも強い。ディープインパクト、メジロマックイーン、ステイゴールドなど数々の名馬を手がけてきた池江泰郎調教師が、調教師生活最後のダービーにトゥザグローリーとリルダヴァルの2頭を送り出す。
「やっぱりダービーは違うんや。この社会に入ったら、ダービーを目指してみんなやっとる。18頭の枠の中に2頭が出られるんやから、幸せなことやろ」
来年の2月いっぱいで定年を迎える名伯楽。ディープで勝っているといっても、やはり特別な思いがダービーにはある。しかも、出走する2頭とも、池江郎調教師にゆかりのある血統だ。トゥザグローリーは01年にドバイワールドCで2着になったトゥザヴィクトリーの子。リルダヴァルは無敗3冠を含むGI7勝馬ディープインパクトの甥にあたる。
トゥザグローリーはデビューから2連勝して青葉賞でペルーサの2着。542キロでデビューした馬体を3戦目には520キロまで絞って徐々に仕上げてきた。
「パドックなんかでみると、一番子供っぽい体つき。だから本格化は4歳になってからやろ。でも、前走の後もカイバをしっかり食べてるし、また成長しとる。マグマがたまっとる感じやな」
トレーナーは日々、成長を続けるグローリーに目を細める。一方のリルダヴァルも素質では劣らない。昨夏のデビュー戦と野路菊Sを連勝した時は、クラシックの有力候補にいち早く名前が挙がった。しかし、骨折で秋を棒に振って復帰後は勝ちきれないレースが続いてきた。皐月賞は0秒4差の6着。前走のNHKマイルCは日本レコード(1分31秒4)のダノンシャンティから0秒4差の3着だった。
「前走だっていつもの年なら勝ってる時計やった。あれだけ速い時計で走ったのに、もう調教で引っかかりそうなぐらい元気なんやから。よくダービーに間に合ってくれたわ」
騎手時代から含めて半世紀以上、競馬の世界で生きてきた調教師が最後のダービーに渾身の仕上げを施す。
「悔いが残らないように、ビシッと仕上げる。加減するような生半可なことはしない。そのやり方でここまでやってきたんやから」
池江泰郎調教師が半世紀の集大成を見せるラスト・ダービー。トゥザグローリーとリルダヴァルの2頭が、その気持ちに応える走りをきっとするはずだ。(柴田章利)
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