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【スプリンター】コウセイ春秋GI制覇へ万全

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 前走・函館SSの4着敗退は“吉兆”だ。セイウンコウセイが春秋スプリントGI制覇を飾る。

 過去に4頭が達成している同一年春秋制覇の偉業。その4頭にはいずれも「前走敗戦」という共通項があった。順に振り返ると、96年フラワーパークCBC賞2着、01年トロットスター安田記念14着、09年ローレルゲレイロ安田記念14着、13年ロードカナロアセントウルS2着といった具合だ。

 高松宮記念セントウルSと完璧な形で連勝してきたビッグアーサーは昨年、直線でまったく進路が開かず12着に撃沈。他馬の徹底マークを受けずに済むという意味では、前哨戦の敗戦はポジティブにとらえていい。

 しかも、前走は負けてなお強しの内容だ。逃げたシュウジが刻んだ前半3F32秒2は、1986年以降の芝6F重賞で2番目に速い猛ペース。それに2番手でお付き合いしては大バテしても不思議ないが、0秒5差4着に踏ん張ったあたりがGI馬の底力だ。

 「異例の高速馬場で、展開も馬場も不向きだったのにタレなかった。改めて能力があると思った」と、上原調教師も性能を再認識した。

 暑い夏場の始動を避けて、じっくりここ1本に照準。27日はWコース5F64秒6の一番時計を叩き出し、大一番に向けて仕上がりは万全だ。

 「高松宮記念のときと同じように当週もしっかり追った。あのときと同じようにいい状態。パワーがあるから、初めての中山の坂も心配していない」と指揮官。07年にダイワメジャーでマイルGI春秋制覇を達成している“経験値”は心強い。他のGIホース4頭を蹴散らし、絶対王者の座に就く。

 “究極の3連単”はセイウンコウセイを1着に固定。昨年5月から国内で6戦連続3着内のレッドファルクスを2、3着に据えた12点で、GIロードのロケットスタートを決める。(夕刊フジ)

スプリンターズSの枠順はこちら 調教タイムも掲載

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