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6日間にわたってダービーをあらゆる角度から検証してきた“データ大作戦”も、ついに結論のときを迎えた。最終日は「直前気配」と「馬場状態」をチェック。第82代ダービー馬にふさわしいと判断されたのは、果たしてどの馬か!?
〔1〕直前気配(最大7点減)
サンケイスポーツ記者の取材を基準に直前気配を評価する。前日輸送の関西馬、関東馬は、特にアクシデントなどはなかった。関西馬は、6時間前後で東京競馬場に到着。競馬場入り後も目立った不安材料は見当たらなかった。減点なし。関東馬も美浦トレセンで順調に調整を終えた。減点なし。
〔2〕馬場状態(最大7点減)
東京競馬場がある東京西部の31日の天気予報は「曇りのち一時雨」で、今年のダービーは良馬場で行われる見込み。同じ東京の芝2400メートルで争われた先週のオークスは、レース史上2位の2分25秒0(良)の決着。芝の状態は良好で、ダービーの勝ち時計は2分24秒台前半が予想される。
芝2000メートルなら2分1秒0を切る持ち時計は欲しい。芝2000メートルが、2分1秒1のサトノラーゼン、2分2秒0のタンタアレグリア、2分3秒3のポルトドートウィユ、2分1秒2のレーヴミストラルは2点減とする。
◆最終結論
ついにすべての検証が終了。皐月賞馬ドゥラメンテが堂々のトップとなった。4日目に1点、5日目に2点の減点があり、最終的に持ち点は97点。初日から一度も首位を譲らず、1点差で迫るリアルスティールを振り切った。
結論は◎(14)ドゥラメンテ。第82代ダービー馬に輝き、史上23頭目となる皐月賞&ダービーの2冠を達成する。
80点以下を減点過多として脱落させ、生き残りは7頭。○(13)リアルスティール、▲(11)サトノクラウン、△△(1)サトノラーゼン、△(7)レーヴミストラル、△(17)キタサンブラック、△(10)ミュゼエイリアンまでを馬券の対象とする。
馬連、馬単は(14)-(13)を大本線に(14)-(11)(1)(7)(17)(10)。3連単は(14)→(11)(13)→(1)(7)(10)(11)(13)(17)のフォーメーション10点で勝負する。
★日本ダービーの枠順はこちら
ルール 持ち点100点からの減点方式。火曜=戦績&ステップ(30点)、水曜=血統(20点)、木曜=追い切り(20点)、金曜=騎手(10点)、土曜=枠順など(10点)、日曜=直前気配、馬場状態など(10点)を検証。各項目ごとに減点し、残った持ち点から結論を導き出す。ただし、各項目や全体での減点が目立つ馬は不安過多とジャッジし、脱落扱いとなる。
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