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1週間の密着取材で日本ダービーの勝ち馬を探り出す。大阪サンスポの川端亮平記者(32)は連載6日目、皐月賞7着ミュゼエイリアンに注目した。レース当日は雨の予報で馬場悪化の可能性は十分。末脚にかけるドゥラメンテを封じるなら、前めで運べるしぶとい馬だ。省エネ走法が身についてきた伏兵に一発の魅力を感じた。
金曜朝の美浦は朝からどんよりした空模様で、昼前から雨が降ってきた。土曜はひとまず回復するが、レース当日の予報は曇りのち雨。一生に一度の晴れ舞台だが、パンパンの良馬場までは望めそうにない。
木曜日に枠順が決まって、おぼろげなレース展開も見えてきた。外枠に入ったスピリッツミノルが仕掛けてハナを奪うが、極端に速い流れにはならず、道中は平均ペースだろう。2冠を狙うドゥラメンテは、折り合い重視で後方から。皐月賞で見せた末脚は強烈だが、馬場が渋れば切れ味がそがれる可能性も…。
そうなれば、前めで運べるしぶといタイプの出番。2走前の毎日杯で2番手から抜け出し、粘り込んだミュゼエイリアンが、魅力的に見えてきた。直撃した黒岩調教師も手応えをつかんでいる様子だ。
「相手は強いけど、ここにきて状態が上がっているんで楽しみです。この成長度は強みですね」
色気を持てる根拠は、中間に進化した走法にある。「気持ちが勝った馬で、これまではハミにぶら下がるような感じで前のめりに走っていた。それだと抑えていてもロスがあった。でも、そこが解消されてバランスよく走れるようになった。エネルギーのロスが少なくなって、仕掛けてからの反応もよくなった」。指揮官は皐月賞7着時との違いを解説してくれた。
無駄のない走りになったことで距離への不安もなくなった。持ち前の自在性に加え、追ってからもうひと伸びできる感触も得た。まさにダービー向きに仕上がったというわけだ。
「雨がいいとか悪いとかはないけど、他の馬が嫌がるようならプラス材料に考えられますね。どんなレースになるかは、お・た・の・し・み」
ちゃめっ気たっぷりの黒岩調教師にも気負いはない。波乱を起こすなら、『異星人』の名を持つこの馬の気がする。最終日のあすは、東京競馬場で馬場状態をチェックし、結論を出す。 (川端亮平)
★日本ダービーの枠順はこちら
東西現場記者走る 昨年春から始まったGI限定の連載企画。東西サンスポが誇る精鋭記者たちが、トレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。レース当日の日曜付の紙面で結論を出す。
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