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2週間4日という短期間の中京開催。その最終日のメーンは東海ステークスだ。2013年に5月から1月に移り、GIフェブラリーSの前哨戦になって、1着馬には同レースへの優先出走権が与えられる。
昨年、フェブラリーS、かしわ記念、JBCクラシックとGIを3勝したコパノリッキー(栗東・村山明厩舎、牡5歳)が中心だ。今回と同じ舞台で行われたチャンピオンズCは、まさかの出遅れで12着と1番人気を裏切ったが、東京大賞典では勝ち馬ホッコータルマエには4馬身離されながらも2着を確保。今回は初めて背負う58キロの斤量が課題になるが、530キロ前後の大型馬だけに問題はないだろう。武豊騎手との新コンビで、フェブラリーS連覇への足がかりとしたい。
チャンピオンズC2着のナムラビクター(栗東・福島信晴厩舎、牡6歳)が強力なライバルとなる。重賞タイトルは昨年のアンタレスSのみだが、安定感が魅力。中京も2戦1勝、2着1回と適性が高く、チャンピオンズCではホッコータルマエに半馬身差まで迫った。今回も当然、好勝負が期待できる。
2012年のジャパンCダート(現チャンピオンズC)優勝馬で東海S連覇がかかるニホンピロアワーズ(栗東・大橋勇樹厩舎、牡8歳)も侮れない。チャンピオンズCは13着と大敗したが、前走の名古屋グランプリでは2着と復調気配。酒井学騎手に替わって新コンビを結成する和田竜二騎手がどうレースを進めるか興味深い。
チャンピオンズCは10着に終わったが、昨年、勢いが目立ったインカンテーション(栗東・羽月友彦厩舎、牡5歳)、堅実なランウェイワルツ(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)、オープン特別のポルックスSを制したイッシンドウタイ(美浦・伊藤圭三厩舎、牡6歳)、準オープンの初夢Sを勝って挑むマイネルクロップ(栗東・飯田雄三厩舎、牡5歳)、昨年2、3着のグランドシチー(美浦・相沢郁厩舎、牡8歳)、マイネルバイカ(栗東・白井寿昭厩舎、牡6歳)など、伏兵陣にも注意が必要だ。
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