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【有馬記念】最新ナマ情報

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◆元気いっぱい〔1〕キタサンブラック

 午前11時32分に千葉県船橋市の中山競馬場に到着した。約6時間半の長旅にも、疲れた様子を全く見せず。馬房内に用意されたカイバをすぐに口にするなど元気いっぱい。辻田厩務員も「(輸送は)慣れていますし、いつも通り。競馬になると自然と気持ちが入りますからね。(枠順も4戦4勝の(1)番で)神懸かってるし、流れ的には勝つんじゃないですか」と期待を込めた。

◆連覇へ準備完了〔2〕ゴールドアクター

 坂路を4ハロン69秒6で上がり、連覇へ態勢を整えた。適度に気合が乗り、黒い馬体も前走時より引き締まってみえる。中川調教師は「いつも通りです」と言葉少な。ディフェンディング王者として臨むゆえの緊張感なのか。「やれることはやった。馬も落ち着いている」と話すにとどめた。

◆馬体重心配なし〔3〕ムスカテール

 栗東を午前6時頃出発し、約6時間半かけて中山競馬場に到着。馬房内では落ち着いた姿をみせ、山田助手も「慣れたもので、なんの問題もないです」。馬体重に関しても「調教後馬体重より10キロ減ぐらいで出られそう。自分で体重を合わせられる馬だし、この馬なりに走ってくれたらそんなに大きく負けないと思う」と胸を張った。

◆舞台は相性抜群〔4〕ヤマカツエース

 午後1時42分に決戦の地に入った。厩舎周りで30分の引き運動を行って調整。「中山では結果を出していますから(2戦2勝)。あとは距離と、カイバをしっかり食べてくれることですね」と東田助手は、相性抜群の中山で、3度目の激走を期待していた。

◆「集大成」見せる〔5〕サムソンズプライド

 Pコースをキャンターで流した。杉浦調教師は「どんな条件を走ってもそんなに大負けしないし、それなりに走ってくれるだろう。今が一番いい状態。そのタイミングで有馬記念に出られるのがいいし、この馬の集大成みたいなものだな」とグランプリで愛馬が走る姿を楽しみにしている。

◆好勝負願う陣営〔6〕サウンズオブアース

 関西馬最後の到着となったサウンズオブアースは午後3時17分に到着。ゆったりと馬運車から降りて、馬房におさまった。担当替えになってまだ5カ月という新妻厩務員は、「昨年との比較はできないけど、中山へも輸送したことがある馬だし、落ち着いていてまったく問題なくきました」と輸送の様子を話した。「いい意味で状態は維持。あとは新しい勢力との力関係がどうかですね」と好勝負を願っていた。

◆前走の再現期待〔7〕マルターズアポジー

 南Dコースをハッキングで1周半した後、Pコース1周のキャンターを行った。前日よりも折り合いがついて、心身のバランスが取れている。米良助手は「テンションを上げないようにやっているし大丈夫。具合はいいので、前走みたいに折り合った競馬をしてほしい」と気配は良好だ。

◆落ち着き好気配〔8〕ミッキークイーン

 オークス秋華賞を制している昨年の2冠牝馬は、初の中山でも落ち着きがあって好気配だ。「渋滞もなく、無事到着しました。体は引き締まって、前回よりいい雰囲気。今回はCWコースの長めで追い切れましたからね」と斉藤助手は、叩き2戦目で、大きな上積みがあることを強調していた。

◆昨年より状態よし〔9〕ヒットザターゲット

 午後1時47分に到着。これが50戦目となるだけに、輸送後でも落ち着いている。「8歳だけど元気いっぱい。競馬の日にはカイバを食べないが、前日にはしっかり食べるからね。昨年よりいい状態ですよ」と清生助手の口調は滑らかだった。

◆JCパスし万全〔10〕アドマイヤデウス

 昨年7着に続いての参戦。午後1時42分に到着した。「(昨年の)日経賞を速い時計で勝っていますし、中山は合うと思いますよ。ジャパンCをスルーしたのが良かったですね。最高の状態じゃないのかな」と松田助手は、デキの良さを力強くアピールした。

◆踏み込みに力強さ〔11〕サトノダイヤモンド

 サトノダイヤモンドは同じ池江厩舎の2頭と一緒に中山競馬場に到着した。到着後は厩舎周りの引き運動を消化。500キロ近い雄大な馬体で、大きな完歩で歩く姿は迫力満点だ。

 中澤助手は「皐月賞で中山に来たときと同じような感じ。変わりなく順調です」と笑顔。落ち着き払っており、運動を終えて洗い場に移動しても、じっとしている。「おとなしいのはいつも通り。長距離仕様だった菊花賞のときとは体つきが違いますが、菊花賞前から踏み込みに力強さが出てきています」と、本格化ムードを伝えた。

◆体重減は想定内〔12〕サトノノブレス

 午後0時54分に僚馬2頭とそろって到着。「輸送は7時間もかかっていないし、元気ですね。絞ることを前提にやってきたので、体重が減ることは間違いない。(前走から)マイナス6キロぐらいなら、いいんじゃないでしょうか」と田重田助手は笑顔を見せた。

◆激変モード突入〔13〕デニムアンドルビー

 関西馬の先陣を切って午前11時32分に到着。小滝助手は「ドバイを含めていろんなところに行っているので、落ち着いていますね。中間の調教ではどこまでも走っていきそうな感じで、今までにない雰囲気。よっしゃ、いくぞ!! という感じです」と激変ぶりを伝えた。

◆デキに胸を張る〔14〕シュヴァルグラン

 午後0時32分に中山競馬場に到着。津田助手は「思ったよりも早く着きました。輸送中もカイバを食べていて、落ち着いていますね」とうなずく。「今回は(体を)絞ったというよりも、前走からの時間があったので、しっかりと作った感じ。筋肉がパンプアップしている」とデキのよさに胸を張った。

◆気配の良さ実感〔15〕アルバート

 坂路で4ハロン67秒2のあと、南Dコースを半周。中2週でも疲れはなく、活気が感じられる。橋本助手は「馬に元気がありますし、いい形で行けると思います。あとは調教師とジョッキーが作戦を考えるでしょうし、うまく乗ってくれるのではないかと期待しています」と気配の良さを伝えた。

◆「雰囲気は最高」〔16〕マリアライト

 角馬場でじっくり体を動かしてから、坂路で4ハロン66秒5。落ち着いた脚取りに好気配が漂う。久保田調教師は「雰囲気は本当にいい。最高な感じで来ている。完成してきたね。あとは、もうワンピース(勝利)。それは蛯名君に託すだけ」とラストランの最終調整を終え、すがすがしい表情を浮かべた。

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