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《栗東》前走の東海Sを快勝したニホンピロアワーズ(大橋、牡7)はCWコース単走。馬なりながら脚取りはパワフルで6ハロン80秒7、上がり3ハロン36秒6-12秒1をマークした。「昨秋から3回使っているので、もう強くやる必要もないぐらい。完全に(一昨年の)ジャパンCダートを勝った頃に戻ってきた」。大橋調教師は動きの良さにご満悦だ。
昨年の東京大賞典2着ワンダーアキュート(佐藤正、牡8)は坂路で一杯に追われて4ハロン53秒4-13秒0。僚馬と併入した。「最近になく、時計的にも動いている。今年は昨年と違い、川崎記念をパスしたことがいい方へ向いている」と佐藤正調教師。
池江厩舎の2頭、根岸S1着のゴールスキー(牡7)と9着ダノンカモン(牡8)は、いずれも坂路単走で馬なり。4ハロン56秒1のゴールは「前走が急仕上げで勝っただけに、使った上積みは大きい。マイルも問題ない」と池江師。4ハロン57秒9のダノンについては「前走は先行馬にきつい流れで小差。状態はいい」と語った。
根岸S3着シルクフォーチュン(藤沢則、牡8)はCWコースで直線だけサッと流し、1ハロン12秒8。「中2週の競馬になるので、必要以上にテンションが上がらなければね。ノリちゃん(横山典騎手)はマイルの距離も大丈夫と言っていました」と藤沢則調教師。
《美浦》グランドシチー(相沢、牡7)はWコースで僚馬を追いかけ、直線で内に入って1馬身遅れた。5ハロン67秒9で「ウッドでは動かないから、あんなもの。前走(東海S2着)で左回りにメドが立ったし、スタート後の芝の部分で後手に回らなければ」と相沢調教師。
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