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2月18日の小倉11Rで行われた第58回小倉大賞典(4歳以上オープン、ハンデ、GⅢ、芝1800メートル、15頭立て=ディープモンスターは出走取消、1着賞金=4300万円)は、杉原誠人騎手の3番人気エピファニー(牡5歳、美浦・宮田敬介厩舎)が道中は中団で脚をためると、直線で外から鋭く差し切りV。前走の中山金杯で1番人気に支持された期待馬が、待望の重賞初制覇を果たした。タイムは1分45秒1(良)。
1馬身差の2着には後方から追い込んだロングラン(4番人気)が続き、さらに半馬身差の3着には今村聖奈騎手との再コンビ結成で果敢に大逃げを打ったセルバーグ(10番人気)が粘り込んだ。なお、ホウオウアマゾン(8番人気)が、スタート直後に騎手が落馬し競走中止となっている。
小倉大賞典を勝ったエピファニーは、父エピファネイア、母ルールブリタニア、母の父ディープインパクトという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は14戦6勝。重賞初制覇。宮田敬介調教師、杉原誠人騎手ともに小倉大賞典は初勝利。
◆杉原誠人騎手(1着 エピファニー)「ペースが速くて楽に折り合いがつきましたし、スムーズな競馬ができました。搭載エンジンはすごいものがありますね。コントロールに難しいところはありますけど、今回はコース形態、展開や馬の状態がマッチしました。いいときに乗せてもらいました」
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