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【東海S】6歳ウィリアムバローズ、待望のタイトル奪取

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【東海S】6歳ウィリアムバローズ、待望のタイトル奪取

坂井瑠星(26)=栗・矢作=騎乗で2番人気のウィリアムバローズが早め先頭から押し切り、重賞初制覇を決めた。次走は未定だが、優先出走権を得たフェブラリーS(2月18日、東京、GⅠ、ダ1600メートル)も候補に入ってきそうだ。2着は1番人気オメガギネス、3着は4番人気ヴィクティファルスだった。

自分の形に持ち込んで押し切った。ウィリアムバローズが4度目の挑戦で重賞初V。自身は6年連続でJRA重賞勝利となった坂井騎手は、ホッとした表情をみせた。

「(オメガギネスが)来ていることはわかっていましたし、それをしのいでよく頑張ってくれました。最後まで手応えがよく、強い内容でした」

スタートから押して出していくと、逃げたバビットの直後に。外からオメガギネスが馬体を並べてきても、動じない。3コーナーで早々に先頭に立ち、直線では食い下がるギネスを振り切った。


先行してしぶとく伸びるのが持ち味だが、重賞では決め手を欠いてここまで勝利がなかった。初タイトルに上村調教師は「真っ向勝負で強い競馬でした。この馬の得意戦法でジョッキーが乗ってくれた」と持ち味をフルに引き出した鞍上の好騎乗をたたえた。

これでフェブラリーSの優先出走権を獲得。師は「馬の状態も考えて」と即答を避けたが、坂井騎手は「もうひとつ上のクラスでも勝てると思う」と力を込める。最高峰に挑戦する力は示した。(北池良輔)

ウィリアムバローズ 父ミッキーアイル、母ダイアナバローズ、母の父シンボリクリスエス。鹿毛の牡6歳。栗東・上村洋行厩舎所属。北海道日高町・中原牧場の生産馬。馬主は猪熊広次氏。戦績17戦7勝。獲得賞金1億9673万6000円。重賞は初勝利。東海S坂井瑠星騎手、上村洋行調教師ともに初勝利。馬名は「人名より+冠名」。

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