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非常に悩ましいレースです。正式名称は「アメリカジョッキークラブカップ」ですが、略して書く際には「アメリカJCC」とすべきなのか、「AJCC」としたほうがいいのか……。「AJC杯」と表記しているメディアも見かけたことがあります。ここではウマニティで「AJCC」としているライターさんを見かけましたので、私もこの表記とします。
えっ? そんなどうでもいいことに悩んでいるのかって? 違いますよ(笑)。このコーナーの記事を書く上で最初にやらなければならない、ターゲットとなる人気馬選びにも迷いました。馬券が発売開始となる前に人気を予測するには、様々なメディアの人気予想を参考にするのですが、ボッケリーニやマイネルウィルトスといった明け8歳馬を上位人気馬としているところが目立ちます。
近10年のAJCCにおけるデータを見ると、7歳以上の馬は「0-0-1-14」と3着が1回あるだけです。このデータを理由に「ボッケリーニやマイネルウィルトスは消し」とするのは簡単ですが、それでは当コーナー的には面白くありません。「馬券検討の参考になるのなら、面白くなくてもいいよ」という方は、このデータを判断材料として頂きたいのですが、「もっとウマニティのヒール(悪役)担当らしい話が読みたい」という読者さんにとっては物足りないと思いますので(笑)、別の馬をターゲットにすることにしました。明け4歳馬モリアーナでいかがでしょうか?
8歳馬が上位人気視されるレースにおいて、4歳牝馬をターゲットとするのは無謀なのでは? というご意見もあるでしょう。2走前の紫苑Sでの豪快な勝ちっぷりが記憶に残っている人も多いでしょう。勝ちタイムも2000mで1分58秒0という、優秀なものでしたからね。今回も同じ中山が舞台となります。
しかしモリアーナの近3走、NHKマイルC(6着)、紫苑S(1着)、秋華賞(5着)にご注目ください。ある共通点があることにお気づきでしょうか。いずれのレースも4コーナーでの位置取りが10番手よりも後ろなのです。
紫苑Sの時は1000メートル通過が58秒1だったこともあり、前にいた馬が潰れてくれたおかげでこのポジションからでも浮上できました。しかし秋華賞は61秒9という緩い流れもあり、前を捕まえることができませんでした。5着という結果でも、レース後の横山典弘騎手が残した「頑張ってくれたんじゃないですか」とのコメントが全てを物語っています。前が引っ張って、ある程度は流れてくれないと、モリアーナは浮上できない馬なのです。
登録馬の中に、前走で逃げの手に出た馬は1頭もいません。どの馬が逃げても、押し出されるようにハナに立つ形となり、モリアーナと横山典弘騎手が期待するような速い流れにはならないような……。展開というモノはゲートが開いてみないとわからない部分はありますので、断定すべきではありませんが、前潰れを期待するのは困難ではないかと思われます。
ならば、モリアーナが自ら動いて、という想定外の話に至るのも「展開予想あるある」でしょうが、ノリさんがそんなことをするとは考えにくく……。などと、馬券検討をする人に余計な悩みを増やすような一言を書き残して(笑)、今回は締めくくろうと思います。
(文・菅野一郎)
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