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★レース史上最多、4頭の日本調教馬が参戦 シャフリヤールは2度目の海外GI制覇に挑戦
香港ヴァーズには、日本からGI馬のシャフリヤール(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)、ジェラルディーナ(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)、国内外通じて初のGI挑戦となるゼッフィーロ(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)、レーベンスティール(牡3歳、美浦・田中博康厩舎)の計4頭が参戦する予定となっており、香港ヴァーズにおける日本調教馬の最多出走頭数となる見込みだ。同レースは、2021年グローリーヴェイズ、22年ウインマリリンと日本調教馬が2年連続で勝利を挙げているが、今年参戦する4頭は好走することができるだろうか。
シャフリヤールは前走、米国のブリーダーズCターフで3着に入っている。同年のBCターフ出走馬は過去10年の香港ヴァーズで3勝、2着3回(勝率.273、連対率.545)という成績を挙げているが、シャフリヤールは昨年のドバイシーマクラシック以来の海外GI制覇を遂げることができるだろうか。
★モレイラ騎手とのコンビで挑むレーベンスティール フランス、アイルランドからはGI馬が参戦予定
香港ヴァーズがGIに昇格した2000年以降の騎手別勝利数を見ると、日本の競馬ファンに、お馴染みのライアン・ムーア騎手、ジョアン・モレイラ騎手が最多タイの3勝を挙げている。モレイラ騎手は今年の香港ヴァーズで日本から参戦するレーベンスティール(牡3歳、美浦・田中博康厩舎)に騎乗予定だが、単独トップの香港ヴァーズ4勝目を挙げることができるだろうか。なお、3歳馬が香港ヴァーズを勝てば、20年モーグル以来3年ぶりとなる。ちなみに、モレイラ騎手は16年から香港ヴァーズで7年連続3着以内に入っている。
また、今年の香港ヴァーズには欧州から2頭のGI勝ち馬が参戦する予定となっており、フランスからは今年のバイエルン大賞勝ち馬ジュンコ(セン4歳、A・ファーブル厩舎)、アイルランドからは今年のヨークシャーオークス、ヴェルメイユ賞を制したウォームハート(牝3歳、A・オブライエン厩舎)が出走を予定している。フランス調教馬が勝てば14年フリントシャー以来9年ぶり、アイルランド調教馬が勝てば20年モーグル以来3年ぶりとなるが、今年優勝するのはどの国の馬だろうか。
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