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【ローズS】レース展望

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【ローズS】レース展望

秋競馬2週目は土、日、月(祝)の3日間開催で阪神では中日の17日に秋華賞(10月15日、京都、GⅠ、芝2000メートル)のトライアル、第41回ローズS(GⅡ、芝1800メートル、3着までに優先出走権)が行われる。ひと夏を越してパワーアップした3歳牝馬が熱い戦いを繰り広げる。

ラヴェル(栗東・矢作芳人厩舎)は桜花賞では流れに乗り切れず11着に終わったが、前走のオークスは直線で一旦、抜け出して見せ場十分の4着。さかのぼれば昨年のアルテミスSで今春の牝馬2冠を制したリバティアイランドを下してV。実績は一番だ。

ソーダズリング(栗東・音無秀孝厩舎)はオークス8着。一瞬、伸びかけたが、そこから勢いを持続できなかったあたり、2400メートルは長かったのかもしれない。サンスポ賞フローラSで2着に好走した2000メートルになるのはプラス材料だ。

ブライトジュエリー(栗東・橋口慎介厩舎)は3戦目の前走で2勝目を挙げたばかりだが、2走前のサンスポ賞フローラSで3着の実績がある。力はここでも通用し、あとは初めての右回りがどうかだろう。


コンクシェル(栗東・清水久詞厩舎)は逃げ戦法で開眼し、1勝クラス、2勝クラスと連勝中。ともに直線で後続を突き放して5馬身差の圧勝だった。以前の詰めの甘さが解消。新コンビのモレイラ騎手の手綱も魅力ですんなり先手を取れれば侮れない。

ブレイディヴェーダ(美浦・宮田敬介厩舎)は未勝利戦、1勝クラスと連勝中。ともにワンサイド勝ちといえる内容で、上がり3ハロンはデビュー(2着)から3戦全て最速。潜在能力は相当なものがありそうだ。

同じく未勝利戦、1勝クラスと連勝中のフォーチュンコード(栗東・小林真也厩舎)、3戦2勝のマスクトディーヴァ(栗東・辻野之泰厩舎)なども上位を狙える。

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